
エキゾチックショートヘアの性格・特徴・飼い方について知ろうー犬猫図鑑

エキゾチックショートヘアの歴史
そこで考えられたのが、アメリカンショートヘアとペルシャを交配させること。
結果的に2匹の交配はあまりうまくいきませんでしたが、アメリカのブリーダーであるジェーン・マーティンは産まれてきた子猫に魅了され、「スターリング」という猫種名を付け、新しい品種としての登録を働きかけるようになりました。
初めの頃はシルバーの被毛しか認められていなかったスターリングですが他のカラーも産まれることから、シルバー以外のカラーも許可し、名前も変更して「エキゾチックショートヘア」と呼ばれるようになったのです。
また、ジェーンが奮闘しているのと同じ時期に、キャロライン・バッセイは茶色い被毛を持つペルシャを作り出そうと試みていました。
結果的に産まれた子猫は黒っぽい毛を持つ子ばかりでしたが、短毛で鼻が低いという特徴を持った子猫たちの虜になり、本格的に品種として確立させようと考えたのです。
しかし、アメリカでは1950年代にアメリカンショートヘアの血統を改善しようと、こっそりペルシャを異種交配させるブリーダーが存在していました。
そのため、異種交配にあまりいい印象を持たないブリーダーも少なくありませんでした。そこでキャロラインは品種を確立するうえで、しっかりとした基準を設けようと考え、シャムとペルシャから産まれた子猫にはアメリカンショートヘアのみの交配を許可したのです。

このような育種が行われたエキゾチックショートヘアは1966年にCFAからの公認を受け、正式な猫種として認められるようになりました。
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エキゾチックショートヘアの特徴
目は他の猫種よりもやや離れ気味についており、最大のチャームポイントでもある鼻はペルシャと同じで低くなっています。
短毛種のエキゾチックショートヘアは被毛の色も豊富で、ブラックやレッドなどすべてのカラーパターンが存在。
被毛は毛の密度が濃く、アンダーコートが厚くなっています。
エキゾチックショートヘアの性格

エキゾチックショートヘアにしてあげたい日頃のお世話やケア
エキゾチックショートヘアを飼うときの注意点
この病気は遺伝性で親が発症している場合は50%以上の確率で子猫にも見られるとされているので、早期発見ができるようにこまめな定期健診を行いましょう。
お鼻の健康に気を配ってあげよう!

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