行ってみましょ、動物園! ~形態編~ サイのお口の秘密

はじめに‥元動物園飼育員の☆ぴよん☆です!

ワンちゃん&ニャンちゃんはじめ、たくさんの動物LOVEなみなさん!
はじめまして。Fanimalライターの「☆ぴよん☆」と申します。「超」動物好き歴、はや40年。11歳で、夢は動物園の飼育員!と奔走し、子どもの頃から動物園めぐりに明け暮れました。
大学卒業後、念願叶って動物園の飼育員として働き多くの動物たちを間近に感じながら、「いのちの大切さ」「自然のすばらしさ」を体感した日々を送っていました。主婦となった今でも動物園は大好きです。動物園情報がTVから流れると見入ってしまって、愛犬から「ワンッ!(こっちも見てよ!)」とヤジがとんでしまうほど。

そんな私から見た「動物園の楽しみ方」を、これからさまざまな角度から発信していきたいと思います。

動物園ってどんなところ?

みなさん、最近動物園へ行きましたか?「あー、あれは確か小学校の遠足?」
「そういえば、デートで言ったなあ(遠い目…)」、
「子どもにせがまれて連れて行ったっけ」、
「孫と一緒にお弁当持ってね」。そう、少なくとも1・2回はどんな方でも行ったことがあるはずの動物園。

「人生には4回、動物園に行く機会(①遠足で②デートで③子ども③孫と)」といわれていたりする場所ですが、「えー!たったの4回なんてもったいない!」というのが私のホンネなんです。

写真や映像ではないホンモノ(実物)が、鳴き声やにおいと共に目の前にドーンと現れる、その感動と驚きは他で味わうことのできない特別な体験。さらに今注目の「動物がくれる癒し」や、「非日常な発見」がたっぷり待っている場所。それが、動物園の魅力です。

楽しみ方だって、実は盛りだくさん!
さあ、まずはほんの少し「動物の観かた」お話していきましょう。

動物をこんなふうに観る ~口の形と食べ物の、深―い関係~

どうしてこんなにバラエティにとんでいるのでしょう!とびっくりさせられる、動物の体のつくり。この「形態」の違いを、動物園では本物を通して感じることができます。わかりやすく観察できる1つが、「口と食べ物」の関係。多くの動物園では動物たちの食事時間を、園内の掲示板やHPで事前に知ることができ、、元気にお食事する様子をじっくり観察することができます。そこでは口と食べ物の深い関係が見えてきます。
例えば、サイ。実は今、地球上で絶滅の危機にある動物のうちの1種でもあります。みなさんはサイの仲間に「シロサイ」「クロサイ」っているのをご存じですか?名前のとおり体が白いサイと黒いサイと…っていう違いではないんです。その大きな違いの1つは「口の形」です。

シロサイは口先が四角く平たいのに対して、クロサイの口先は先に向かって細くなっています。なぜ同じサイの仲間なのにこんな違いがあるのでしょうか?

実はこれ、食べ物の違いと結びついているんです。シロサイの主食は草で、地面に口を当てて草を引き抜きやすいよう四角い平な口先をしています。それに対してクロサイの主食は、木の葉。枝についた葉っぱをつまんで引きちぎりやすいように、三角状にとがった口先になっています。

同じ種類の動物でも、食べ物が違えば口の形がまったく違ってくるのですね。

こんなふうに動物たちの食事を観察していくと、いかに動物の体が理にかなったつくりに進化してきたのか実感できるのです。形態だけではありません。動き(行動)や暮らし(生態)にも、動物ごとの特徴や共通性を持ったものが見られ、そこには「なるほど!」と手を打ちたくなる理由があるのです。こうした自然科学を、本物の動物を通して楽しく発見できちゃうのが動物園のすごいところ。「なぜ?」「どうして?」という疑問の答えは、全部動物たちが教えてくれますよ。

動物園の楽しみ方 シロサイ | Fanimal(ファニマル)
動物園の楽しみ方 クロサイ | Fanimal(ファニマル)

最後に

いかがでしたか?
今回お話した「動物園の楽しみ方」は、ほんの一部。世界中にいる数多くの動物たちは、みんな独自の「特徴」をもって生きています。その特徴を深く知ったり、動物同士で比べてみたり、私たち人間との違いを見つけてみたり。そして彼らのふるさとであり野生での生活に思いをはせてみたり。動物の種類ごとに、その背景にはとてつもなく深いドラマがあります。

また動物園の動物たち1頭1匹にも、私たちやペットと同じように性格があるのも楽しめる要素の1つ。それぞれ魅力的な個性の持ち主でもあり、たくさんのエピソードを持っています。動物ごとのユニークな特徴に加えて個性なんか知っちゃったら、もう彼らから目が離せませんよ!

あ、いる!
寝てる、食べてる、動いてる。歩いてる、子どもを抱っこしてる…。
それだけでも、なんだか楽しくなれる、癒される。動物園は不思議な力を持っていると思います。
でもちょっとした「観かた」の裏技や裏知識が加わることで、今までにはない動物園と動物たちの姿がわかって、楽しみもきっと倍増するはず。動物園へ行きたくなるきっかけを、これからみなさんにお伝えしていけたらいいなと考えています。
もうすぐ本格的な春。園内を散策するには、もってこいの季節です。
まずは一度、「行ってみましょ、動物園!」

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