
ワンちゃんと楽しむアロマテラピー(基礎知識編)-ワンだろう?事典
アロマテラピーとは?
植物の力を最大限に活かした自然療法
ワンちゃんにも!
犬のためのアロマテラピーとは?
飼い主のストレスが伝わる
ご自身の生活を振り返ってみると思い当たることがあるのではないでしょうか。
一緒にリラックス
飼い主さんが癒されることで、自然とワンちゃんも癒されていくのです。
例えば、ラベンダーの精油には神経をリラックスさせる「セロトニン」を分泌させるため、ワンちゃんも気持ちが落ち着いてリラックスしたり、心身ともに明るく元気にさせてくれます。
リラックス以外にも効果が
嗅覚を通して「楽しいこと」と「香り」を結びつけることで、問題行動やしつけのサポートにも役立てることができます。

犬はアロマテラピーをどのように感じる?
鼻から脳へ
嗅覚を通じて大脳辺縁系から視床下部へ伝わり、視床下部へ伝えられた情報は「自律神経系」「内分泌系」「免疫系」というストレスに対して体を調整しているところへ伝えられます。
肺から血中へ
皮膚から血中へ
こんなシーンで使える!
◎ペットホテルやトリミング、病院など緊張する場面で
◎自然派ワンちゃんの虫よけスプレーとしてなど他にも精油を使える場面はたくさんあります。
精油(エッセンシャルオイル)とは?
油分といっても油脂ではなく天然の化学物質が集まった有機化合物で、ほとんどの精油がサラサラと水のような感触です。精油は3つの性質に分けられます。
①芳香性…とてもよい香りを持っています。
②揮発性…空気中に放置しておくと、液体から蒸発して気体になっていくという性質があります。
③親油性(脂溶性)…水に垂らしても溶けませんが、植物油やアルコールには非常によく溶けます。
精油にはこのような特徴があるため、この特徴を活かしてアロマテラピーを楽しむことができます。
アロマオイルと精油の違い
どのように違うのか?
精油は100%天然のものを指し、100%天然でないものや、芳香の合成香料などが混ざっているものには精油という商品は付けることができないため「アロマオイル」や「ポプリオイル」「フレグランスオイル」などに分類されます。つまり100%天然であるものが精油で、それ以外のものはアロマオイルとなります。
精油は犬にとって安全?
優れているのは分析力
よって私たちと同じようにアロマの香りを嗅いでも問題はありません!ただし、ワンちゃんの方が感受性が強く感度が高いので、必ず適切な量を使用するようにしましょう。またワンちゃんにアロマを使用する場合は、必ず100%天然成分の精油を使いましょう。
高品質の精油を選ぶには?

品質のよい精油を選ぶときに注意すべきことは、精油の瓶のラベルに「精油の植物の学名、原産国、抽出部位、抽出方法」が明記されていることを確認しましょう。
併せてロットナンバーが記載されているものは、メーカーが高品質水準で管理している証拠ですのでおすすめです。初心者の方が精油を購入する場合は、専門店で購入すれば相談にものってもらえますし安心です。
ワンちゃんと楽しむアロマテラピー(使用方法と注意点) 4月20日公開予定です。
愛犬との新しい楽しみ♪
愛犬と一緒に!中之島さんぽ関連記事
うちの子がイチバン!【犬種別】飼ってよかったと思うワケ
現在の愛犬と運命の出会いを果たした飼い主さん。一緒に暮らしてみたからこそわかる魅力をたっぷり教えてもらいました!
大好評連載中!日本犬の愛で方
日本犬と暮らす方々に、その愛で方を聞く人気シリーズ。読めばあなたも日本犬のあふれる魅力に気付くはず!