
猫の脱走防止対策アレコレ-ニャンだこれ?事典
脱走に触れる前に猫の飼い方について
「猫は屋内で飼うようにしましょう。環境を整えれば、猫は屋内だけで心身ともに健康に過ごすことができます」と記されています。
法律ではありませんが、室内飼いを推奨しています。
室内飼いだと、猫の様子を常に観察することができ、健康状態に気を配れるというのも良い面です。しかし、室内飼いだからといって完全に安全かといえばそうではありません。
部屋の中には猫にとって危険なものがいっぱいあります。
うちでも、むぎを迎えるときに本やネットで猫に危険なものを調べて対策をしました。
猫が誤って飲み込まないように、輪ゴムなど口に入るものを引き出しにしまったり、コードを齧ってしまわないようにコードに巻きつけるコードガードを買ってきたりしました。
手の届くところに危なそうなものを置かないなどの対策を施しました。
子供達が赤ちゃんの頃、つかまり立ちやハイハイをするようになった時に危ないものを隠したりしたことを思い出しました。
昔、猫は外に出ていく動物として飼われていました。
その名残からか、猫は室内だけではかわいそうと考える人もまだいるのが現実です。
しかし、猫は本来広い範囲を歩き回らない生き物だそうです。行動範囲は広くて100~200メートルほどだと言われています。
ですから、環境省が推奨するように「猫は環境を整えれば屋内だけで心身ともに健康に過ごすことができる」のです。
猫がじっと窓の外を見ていることがあります。うちのトムも外を見るのが大好きで、長い時間外を見ています。これは、外に出たいなと思っているわけではないそうです。
猫が自分の縄張りをパトロールしているのです。窓から内側は自分の縄張りなので不審者が入ってこないように見ているのでしょう。
むぎも外を見ることはありますが、トムの方が圧倒的に外を見ているのが多いのは、オス猫として縄張りを守ろうとしているのかもしれません。
甘ったれで赤ちゃん扱いしてしまっているトムですが、むぎと私達を守ろうとしているのだとしたら、キュンとしてしまいます。

猫が脱走してしまうとどうなる
愛する猫ちゃんを守るために、脱走防止対策が必要です。
猫の脱走対策 我が家の対策3つ
玄関から外へ飛び出さないようにする扉

網戸に取り付ける格子状の枠

各部屋に外から鍵をつける

我が家で実践している脱走防止の対策は以上のものです。
また、猫の首輪についての記事の中でも書きましたが、万が一の時のために私の名前と電話番号を書いた首輪を使用しています。それとマイクロチップも入っています。
私はこの子達がいなくなってしまったら、と想像するだけで怖くて仕方がありません。
この子達を守るために家族皆で協力し、脱走させないために日々気を付けています。

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