先日、我が家の愛寿が乳腺腫瘍を患い手術を受けました。

お腹を切る手術をすると、どうしても傷口を舐めてしまいます。それを注意する飼い主も、注意される愛犬も互いにかなりのストレスを受けます。

ストレスの少ない簡単・便利な術後着テクニック1 | Fanimal(ファニマル)

 

頭を覆うエリザベスカラーと身体を覆うウェアー

それを防ぐための保護具として、以前は顔の周りを覆うエリザベスカラーが定番でしたが、現在は全身をカバーできるウェアーを着せる方法が主流となっています。

しかし、排せつのことを考慮しているので、肝心なお腹の部分が開いた状態なのが弱点です。

お腹もカバー出来るウェアーも販売されているようですが、どこでも簡単に購入できるものではありませんし、ネットで購入するにもベストサイズが分かりません。

手術を考えて前もっての購入もなかなか出来ないものです。実は、私が愛犬の乳腺腫瘍の手術を経験するのは4頭目で7回目。

以前はタオルと包帯で腹帯を作って、その上からカバーオールウェアーを着せていたのですが、四肢の位置を考えてベストサイズにカットするのは至難の業。しかもそれを抜糸までの1週間の間に何枚も作らなくてはなりません。

また、着せる時も術後体力の無い愛犬に立ってもらって四肢を入れる部分を確認し、その部分をカットして再び立ってもらい肢を通してから数か所縛るという大掛かりな作業になります。

一人で着せるのも困難ですし、飼い主にとっても愛犬とっても互いにかなりの苦痛作業になります。

さらに着せた後も、首や背中を数か所縛られているうえに、四つの穴の中に肢を入れているわけですから、わんこは動きづらく不快だと思います。

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手術後の愛犬のための術後服

ストレスの少ない簡単・便利な術後着テクニック2 | Fanimal(ファニマル)

我が家の愛寿はストレスを感じやすい性格で、日頃からしょっちゅう溜め息をついているのですが、今回も「病院に連れて行かれたところまでは覚えているけれど、目が覚めたら誰かにお腹を傷つけられてる!!」といった感じで納得がいかない様子。

さらに嫌いな服を着せられ、調子が良くないのはもちろんですが、いじけた状態で抜糸までを過ごしました。

1週間もの間、自力でトイレにすら行かない。食欲はあるのに食事は寝たまま食べる。といった具合のストレス溜め溜め犬です。

そんな子だから少しでも楽な状態にしてあげたいと考えるのが親心です。

飼い主と愛犬のストレスを少しでも軽減できる物はないものか?我が家ではカバーオールウェアーにプラスして、子供用のタイツやレギンスを活用した「術後腹帯パンツ」を作って履かせています。

 

術後服の作り方

ストレスの少ない簡単・便利な術後着テクニック3 | Fanimal(ファニマル)

作り方はとっても簡単です。子供用の厚手のタイツの脚の部分をカットして、お尻の部分に切れ目を入れて履かせるだけ。

ストレスの少ない簡単・便利な術後着テクニック4 | Fanimal(ファニマル)

ポイントは、脚のカット部分。パンツ型にカットしてしまうと、股の脇からマズルを入れて舐めってしまうので、大腿部まで残してカットしてボクサーパンツ型にするのがポイントです。

このパンツを履かせてカバーオールウェアーを着せるか、抜糸前の舐め舐め期には、格好悪いですが傷口にガーゼなどを当ててカバーオールウェアーを着せた上からパンツを履かせると、よりずれ難いのでおすすめです。

陰部の下までのカットで、履いたままでの排泄も可能です。

ストレスの少ない簡単・便利な術後着テクニック5 | Fanimal(ファニマル)

カバーオールウェアーも腹帯パンツもしっかりとした立体裁断のウェアーを使っているので、タオルで作る腹帯をするよりは窮屈ではないでしょうし、エリザベスカラーよりはストレスを感じないと思います。

病気になること、手術を受けること。どちらもそれ自体が大きなストレスとなってしまいます。

愛犬の気持ちを考えながら、飼い主自身のストレスを軽減させることが互いのストレスを減らすことに繋がると感じています。

「愛寿の溜め息」を聞きながら、これからも色々と考えさせられること、学ばされることは多々あると思います。

ストレスフリーなアイデアが生まれたら、またお伝えしたいと想います。

避妊手術や介護着としても是非お役立て頂けると幸いです。

 

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