こんにちは、Fanimalライターの金子&愛犬のジュウザです。

 

我が家の「老いじたく」を衣食住楽に分けてご紹介していきます。今回は「食」編、シニアの食事についてです。

 

ジュウザは子犬の頃からとっても食いしん坊。ドッグフードを与えていましたが、何でも完食してくれたので楽でちん!老犬になると食欲が落ちる、食べさせるのが大変、という話を聞いたことはありました。でもガツガツ食べるジュウザなら、食に関して苦労することはないと思っていました。

 

しかし13歳の今、ものすごく苦労しています。思い返せば若い頃からその片鱗は見えていたんですよね……。

 

食いしん坊だけど好き嫌いはあった

 

犬の老いじたく③ー犬と好奇心を連れてゆく1 | Fanimal(ファニマル)

 

ジュウザは基本的に食いしん坊ですが、子犬の頃からクッキーやボーロといった小麦粉メインの炭水化物のオヤツは好きではありませんでした。差し出してもプイッと顔を背けたり、くわえた後にペッと出したり、かなり露骨に嫌がっていたんです。

 

大好物は肉とチーズ。たんぱく質バンザイ!脂肪サイコー!とガツガツ。それを見て、ジュウザが喜んで食べるオヤツを選んで与えていました。主食のドッグフードをグルテンフリーに近いものにしたことも。「甲斐犬は野性的なんだから、とにかく肉でしょ!」と思っていたんです。

 

食べ慣れない炭水化物はますます食べなくなりましたが、特に気にしていませんでした。若い頃からいろいろなオヤツを与えて慣れさせておいたらどうだったのかな……と思います。

 

エネルギー源となる三大栄養素

●たんぱく質

●脂肪

●炭水化物

 

人も犬もこの3つが大切なエネルギー源になります。体調に応じてバランスよく摂取することが大切です。

 

 

尿がアルカリ性に傾きやすい体質と発覚

確か7歳頃に尿検査をしたとき、尿がアルカリ性に傾いていることがわかりました。獣医師からは、主食のドッグフードがアルカリ性に傾きやすい商品だと指摘されました。

 

あるいは、単に体質かもしれないとのこと。どちらにしても食事を変えたほうがよいと言われ、pHに配慮した療法食を与えることに。犬に水をたくさん飲ませ、尿が薄くなるように作られているドッグフードです。

 

飲水量と尿量が増えたけど、食事のせいだから仕方がない。そう思って、11歳まで与え続けました。尿検査で正常値に戻った段階で、食事を見直してもよかったかもしれません。

 

腎臓と肝臓に異常が起き、食事制限開始

11歳になって腎臓と肝臓に異常が!原因はわからなかったのですが、それより対処のほうが大切。腎臓はたんぱく質、肝臓は脂肪を制限することが負担軽減になります。

 

まずは腎臓の負担を減らす食事に変更。腎臓用の療法食は、たんぱく質が少なく脂肪が高い食事です。ところがジュウザは食べませんでした。肝臓にも異常が起きていたので、脂肪を摂取したくなかったのでしょう。

 

当時はとにかく処方された療法食を食べさせなければ!ということで頭がいっぱい。食べたがらないジュウザの口に、押し込んで飲み込ませていました。ここから半強制給餌のスタートです。

 

炭水化物メインの手作り食に切り替えた

 

犬の老いじたく③ー犬と好奇心を連れてゆく2 | Fanimal(ファニマル)

 

腎臓用の療法食を食べないことに困り、ペット栄養管理士に相談。腎臓だけでなく肝臓にも配慮した食事にするため、炭水化物メインの手作り食に切り替えることにしました。ジュウザが子犬の頃から食べなかった炭水化物!

 

心配になりましたが、ペット栄養管理士考案によるレシピは、少量与えられるたんぱく質や脂肪で嗜好性を上げるもの。なんと、完食できるようになりました。

 

体調が悪くなり食欲低下、半強制給餌に

 

犬の老いじたく③ー犬と好奇心を連れてゆく4 | Fanimal(ファニマル)

 

腎臓と肝臓は完治する病気ではなかったので、現状維持を目標に長く付き合っていくことになりました。体調がよいときは完食できるのですが、悪くなると食べられなくなるので半強制給餌に切り替えます。

 

11歳から13歳の今に至るまで、それの繰り返し。我が家の半強制給餌は、小さくちぎったりペーストにしたりした主食を、指やスプーンでぐいっと押し込む方法です。

 

口を開けて指を奥に入れられる、ということを何となくでも練習しておいて本当によかったと思います。薬の飲ませるときも大助かり!

 

犬の老いじたく③ー犬と好奇心を連れてゆく5 | Fanimal(ファニマル)

 

のどの奥に押し込めば飲み込んでくれるので、シリンジなどを使う強制給餌の必要はまだありません。ただし、口の中に残ったものはペッと吐き出すので、とにかく奥に押し込むことが大切!

 

私とジュウザにとっては、のどの奥でほぐれる小さいおむすびや、ペーストを丸めたお団子が今のところベスト!ジュウザが「うわぁ」という顔になるのはご愛嬌です。

 

今までを振り返ってみると、いろいろな食材を食べさせておけばよかったと思います。食欲不振になれば同じかもしれませんが……。

 

やっておいてよかったと思うことは、口の周りを触ったり中に手を入れたりする練習!食欲が落ちたときでも体力を維持するために役立ちます。みなさんも今からぜひ習慣として始めてみてくださいね。老いじたくの「食」編、これからもアップデートしていきます!

 

関連カテゴリ:ペットの介護

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