
飼い主さんも健康ですか?【第1回】-タニタ食堂初代管理栄養士の「いっしょに元気!」
皆さん、こんにちは!
私はタニタ社員食堂初代管理栄養士後藤恭子です。
今回よりこのコーナーで健康や栄養・ダイエット・運動など、健康に関して様々な情報発信をしていきたいと思います。
皆さんはペットの健康管理に気をつけて、ペットとの生活を楽しまれていることでしょう。そしてペットから「元気」をもらっていませんか?
人間もそうです。
健康でなければペットを飼えなくなるでしょうし、ペットも飼い主が病気になれば寂しがることと思います。
自分の健康は自分で守る
ペットは飼い主が与えたものだけしか食べませんので、与え方をきちんとしていれば健康を保つことができるはずです。しかし、私達は「自分の健康は自分が守る」しかありません。
現代は飽食の時代で物が溢れています。コンビニは24時間営業していますし、デパ地下にはこれでもか?と言わんばかりの、食品やお総菜が。
そして流通の便が良くなったので、世界中から食品が輸入され「旬」という言葉が使いにくい時代になりました。
このような状況下では、食べたい物を・食べたい時に・いつでも食べることができます。この結果、肥満や生活習慣病患者が増える原因となります。
しかし、私達人間は「考える」ことができるはずです。
人間は食べなければ生きていくことができません。一方で病気になるのも、健康になるのも食事次第です。
皆さんが少しでも健康について・食事について関心を持って頂ければと思います。
「健康」とは何か、考えたことありますか?
~健康~とは
現在皆さんは健康ですか?
普段あまり健康という言葉について考えることはあまりないと思います。
でもひとたび身内や友人が病気になったり、自分が病気になったとき、「健康っていいものね~」と感じるのではないでしょうか。
WHO(世界保健機関)世界保健機関憲章では「健康」について下記のように記述しています。
健康とは、「身体的・精神的及び社会的に完全に良好な状態をさし、単に“病気ではない”とか“虚弱ではない”ということではなく、生理的・心理的さらに社会的見地からみても完全に調和のとれた状態である。」
つまり健康とは、全ての面において積極的に生きられる状態と言えます
私は講演会などで、人間の体の状態は3通りあることを基にお話しをしています。
①心身ともに健康で自立できている状態~【健康】
②入退院を繰り返し、薬のお世話なり、介護を受けたり自立することが難しい~【病人】
③普段の生活に何の支障もないけれど、ちょっと血圧が高め、またはちょっと血糖値が高め~【半健康】
厚労省の発表によりますと。現在全国で糖尿病有病者は950万人。糖尿病予備軍が1100万人と言われています。
又、2025年には認知症を患う人数が最大730万人に、高齢者の5人に1人が認知症になる。
食べ物は5年後、10年後の薬
日常生活において、風邪をひいたら風邪薬を服用したり、注射1本でよくなりますね。頭が痛ければ頭痛薬を~というように薬には即効性があります。
では、納豆がいいから、ココナッツオイルが良いからと言って今日食べたら明日から元気になるでしょうか?
なりませんよね?どんなに素晴らしい食品でも即効性はありません。
私達がバランスの良い食事を心がけ、規則正しい生活を心がけることで、何年か先、5年後、10年後に結果が出ます。
「自分の健康は自分で守る!」です。自分を可愛がって優しくしてあげてくださいね!
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