
ドッグヨガの目的~②ありのままを受け止めるードッグヨガで磨く、心・体・わたし Vol.5
こんにちは!日本ドッグヨーガ普及協会インストラクターのTAKAKOです。
一気に暑くになってきましたね。
暑いとお部屋で過ごすことも多くなると思うので、ドッグヨガは、愛犬との新しい楽しみの1つになるかもしれませんよ~。
さて、前回はドッグヨガの3つの目的
①愛犬との絆を深める。
②愛犬のありのままを受け止める。
③飼い主である私達自身の健康や幸せを育むこと。
のうち、「①愛犬との絆を深める」についてお話したので、今回は「②愛犬のありのままを受け止める」に、ついてお話しますね。
ドッグヨガの目的②愛犬のありのままを受け止める
みなさんは「愛犬のありのまま」と聞くと、どんなことを思いますか?
「そんな事をしたらわがままになってしまうのでは?」
「好き勝手やらせること?」
「自分勝手と何が違うの?」
なんて答えが返ってくることもあります。
では、みなさん自身はどうですか?ありのままを生きていますか?ありのままの自分を受け入れていますか?
ありのまま…とあの大ヒット曲がループしてきそうなので、角度を変えて考えてみましょう。
それでは、愛犬に対する思い込みはないでしょうか?
「この子は怖がりだから」
「うちの子〇〇するのは無理」
「〇〇は苦手なの」
「うちの子はフレンドリーだから〇〇しても絶対大丈夫よ~」
もしかしたら、そんな風に「うちの子はこういう子」と思っていても、あなた以外の人から見たら違うかもしれなし、私達の思い込みでその子にレッテルを貼っている場合もあるかもしれません。
でもこれって、日常生活で常にやっていることですよね。
「あの人は〇〇しても大丈夫だろう。」
「私には〇〇はできない」など。
良くも悪くも、周りの人や自分自身を無意識にジャッジして生きています。
人間関係を円滑にするために、私達は本当の思いを言葉に出さず、本心と違うことを言ったり、本心と違う行動をしたりしています。
では、愛犬はどうでしょうか?
あなたの顔色や空気を読んで、いたずらを我慢したりというようなこともあるでしょうが、犬は行動と心に人間程の乖離はなさそうに感じませんか?
お腹がすいたらアピールするし、嫌なことに対しては、人間みたいに「(本当は嫌だけど、笑顔で)はい!大丈夫です。」とは言わず、犬は本当に嫌だという表情丸出しでいませんか?
そういう意味では、ありのままの自分でいるのが上手なのは、愛犬達の方かもしれませんね。
では、本当の自分、ありのままの自分って何なのでしょう?
ヨガ的には本当の自分は魂のことを指します。
ヨガは「繋がる」「一つになる」という意味の言葉です。ヨガをすることによって、心・体・魂の調和を目指すものなのです。
ドッグヨガの場合は、愛犬と自分の調和も目指しています。
なので、思い込みにとらわれずに綺麗な心のままで向き合うことが大切なのです。
愛犬と自分を思い込みから解放してみる
プラシーボ効果があるくらい、思い込みの力、エネルギーは強いものです。
一度その思い込みを手放すことで、何か変わったり、可能性も広がるでしょう。
大切な愛犬にも、あなた自身にも新しい発見があるかもしれません。
思い込みで決めつけてきた結果が今の自分自身なのだとしたら、それを手放すことでどんな自分にもなれるということです。ワクワクしませんか?
「怖がりで心配。犬見知りなんです。」と不安そうにドッグヨガクラスに来て下さる方も結構いらっしゃいます。
第三者から見ると、怖がりって言うほどではないこともありますし、ヨガの時間中に自分からお友達に挨拶に行ったり、部屋を自由に探検していたりして、飼い主さんがびっくりすることも!
そんな時は飼い主さんとわんちゃんとの心の交流をドッグヨガがお手伝いできたのでは?と思います。
ちなみに、思い込みではなく本当に怖がりわんちゃんの場合も、ドッグヨガに通ってくださるうちに少しづつ他のわんちゃんとの距離が縮まって来たり、変化を感じることができますよ。
その姿をクラスのみんなで見守れるのもドッグヨガの楽しさの一つです。
エピソードもたくさんありますが、またの機会に~。
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