「シー・ズーは、ねこ犬!? ツンデレが魅力です」

 

抜け毛や体臭が少なく、無駄吠えをあまりしないシー・ズーは、理想的な室内飼育犬といわれています。ふわふわの毛に被われ、愛嬌たっぷりの表情で、お尻をフリフリ歩いてくる姿は、多くの飼い主を虜にしてやみません。

 

でも、性格はなかなかの曲者。気分がのらないと、呼んでも聞こえないふりで、全く反応してくれません。急にスイッチが入ったかのように走り回ったり、すごく甘えてきたり、とにかくマイペース。散歩中のストライキは、日常茶飯事です。

 

そんなシーズーたちを27年間飼ってきて感じた、シー・ズーならではの良いところ、気を付けなければいけないことなどをご紹介します。

 

目次

1.シー・ズーの特徴と魅力

2.実際に飼うときに気を付けること

2.1  しつけとトイレ

2.2 健康と病気のこと

2.3 とにかく、よく眠ります

2.4  ゴハンやおやつは?

2.5  環境とお手入れ

2.6  車、自転車で移動

1.シー・ズーの特徴と魅力

上目づかいのシーズー

 

陽気で社交的な反面、誇り高い自尊心を持つ、チベット寺院や中国宮廷で愛玩された小型犬です。人に媚を売ることが少なく、あまりじゃれつかない、静かなワンコです。

 

感情表現が豊かで、喜怒哀楽がはっきりしています。すぐに怒ったり、ふてくされたり……。時としてみせる、とても悲しそうな顔も愛おしいのですが、何といっても全身で喜ぶ姿はたまりません。

 

 

2.実際に飼うときに気を付けること

2.1  しつけとトイレ

お休み中のシーズー

 

「ダメ」「オスワリ」「マテ」「ヨシ」「コイ」がしつけの基本。

 

生後6カ月位までに、必ず目を見て命令します。ダメなことは、絶対ダメと一貫性を持って教えることが重要です。根気が必要ですが、物覚えは良いほうです。

 

ただし、面白がって理不尽な命令を繰り返したり、プライドを傷つけられると、賢いシー・ズーは全く言うことを聞かなくなってしまうケースもあるので、注意しましょう。

 

トイレは、室内のペットシーツで排泄できるようにしつけておくと、悪天候のとき、散歩をパスできるので助かりますよ。

 

2.2 健康と病気のこと

シー・ズーは比較的丈夫な犬といわれていますが、かかりやすい疾患もあります。外耳炎や目の病気、アトピーやアレルギーなどの皮膚病、呼吸器や消化器の病気にもなります。膝や股関節、心臓病にも注意が必要です。

 

日頃から注意深く観察し、明らかにいつもと違う様子がみられたら、獣医師に相談しましょう。毎日、身体を触っての健康チェックは、早期発見にもつながりますのでおすすめです。子犬の時から、全身触れるようにしておけば嫌がりませんよ。

 

2.3 とにかく、よく眠ります

よく寝るシーズー

 

用がなければ、ゴハンとトイレのとき以外は、ほとんど寝ています。毎朝、我が家で暮らす親子シー・ズー(父犬10歳、娘犬9歳)を職場に連れて行くのですが、就業時間中は、ひたすら自分たちのハウスかソファーでスヤスヤ。

 

自宅に連れて帰れば、所かまわずゴロリ、夜はベッドの上で熟睡しています。イビキは、おじさんレベル、布団の上に乗られると、寝返りができずとても寝苦しいのですが、可愛いのでどかせません。本来は暗く静かで、落ち着ける寝床を用意したほうが良いそうです。

 

シニアになってから、休日は昼近くまで、トイレにもいかず寝こけていることがあり、認知症にならないかちょっと心配です。

 

2.4  ゴハンやおやつは?

ごはんを食べるシーズー

 

1日2食ですが、シー・ズーはおねだり上手です。ウルウルの大きな瞳で見上げられると、つい多めにあげてしまいがちですね。
でも、そこはグッと堪えてください。シー・ズーは太りやすいんです。おやつも控えめにしましょう。

 

我が家では、食いしん坊の娘犬が、ついに父犬の体重を超えてしまいました。飼い主の責任ですね……反省。

 

また、とても食が細く偏食の子もいます。うちのお父さんシー・ズーが若犬のころは、何を与えても興味を示さず、2日くらい食べないこともありました。獣医さん曰く、健康に問題がなければ、心配はいらないそうですので、根気良くつきあってあげましょう。

 

食べないからと、フードの銘柄をころころ変えたり、おやつを安易に与えるのは、おすすめできません。
「食べなければ、別の美味しいゴハンが出てくる」と、ワンコが学習してしまい、きりがないからです。

 

一定の時間でお皿をさげることもお忘れなく。「今、食べないと、ゴハンが無くなる」と教えるためです。
本当にお腹がすけば、必ず食べてくれます。

 

お水は、鼻が短いシー・ズーには、ボウルより給水器がおすすめですよ。

 

2.5  環境とお手入れ

寒がりシーズー

 

 

シー・ズーは、高温多湿にとても弱い犬種です。夏はクーラーが欠かせません。自動車内の気温にも注意してください。
暑さが苦手なのに冬は寒がりで、ストーブの前から動こうとしません。シニアになったら、服で保温してあげましょう。

 

毛がもつれやすいので、毎日ブラッシングするようにしましょう。ピンブラシのあと、コーム(くし)をかけると、毛艶が良くなり、汚れもおちます。

 

シー・ズーは、毛が抜けないかわりにどんどん伸びるので、1~3カ月に1度、全身カット・トリミングが必要です。特に鼻の上の毛は、目に入りやすいので、うちのワンコ達は、顔だけカットを時々お願いしています。

 

垂れ耳なので、耳の中が蒸れやすく、臭いもでます。外耳炎になりやすい犬種なので、頭を強く振ったり、耳から黒いカスが出てきたら、獣医師に診てもらいましょう。

 

2.6 車・自転車で移動

お出かけシーズー

 

車に乗ると、窓から顔を出したがります。強い風で、時々呼吸が苦しくなりますが、それでも外の景色を見るのがとても楽しそう。
長時間ドライブもへっちゃらで、いつも通りグーグー寝ています。子犬のころから乗せていると、酔わないようです。

 

平日は、キャリーバッグに入れたワンコを前かごに乗せて、自転車通勤です。10分ほどですが、大人しく乗っていてくれるので、とても助かっています。

 

シーズー

 

穏やかさと頑固さをあわせ持つシー・ズーは、しつけ次第で、手が付けられないほど、わがままいっぱいのヤンチャ犬になってしまうことがあります。愛嬌のあるしぐさに、ついつい甘やかしすぎてしまいがちですが、「飼い主がリーダー」だと、常に教えるように心がけてください。

 

きっと飼い主さんのそばに寄り添ってくれる、静かでおっとりとした愛犬に育ってくれるでしょう。

 

小さいお子さんからご高齢者まで、無理なく飼えるおすすめの犬種です。顔を見ているだけで、人の心を和ませてくれるシー・ズーは、きっとあなたの生活を明るく豊かなものにしてくれますよ。

 

※この記事は実体験に基づいて書かれているため、個人の感想・見解が含まれています。

 

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