体高は45cm~60cmの大きなふわっふわ。
昔からヨーロッパを中心に愛されてきたプードルの中でも一番大きなサイズのスタンダードプードル。
気品と貫禄に満ち溢れ、大きな存在感を持つこの犬種。
 
いったいどんな犬なんでしょうか?
 
 

スタンダード・プードルの歴史

原産国:フランス

正確な起源は不明ですが、古くからヨーロッパ各地でプードルと思われる犬が存在していたと思われます。ヨーロッパを横断し、最終的にはドイツを経由してフランスへ渡り、フランスで人気が高まったことからフランス原産と言われるようになったようです。

 

また、ドイツ原産の「バーベット」という被毛がカールした犬が、現在のプードルに影響を与えたと考えられています。

 

名前はドイツ語の「Pudel(プーデル:水中でバチャバチャと音を立てる)」に由来すると言われています。

 

フランスではChien canard(シャンカナール)「カモ犬」と呼ばれていた時期があり、現在もその名残で「Caniche(カニッシュ)」と呼ばれています。

 

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スタンダード・プードルのお仕事

泳ぎがとても得意な犬種であったため、水辺での猟の際に、撃った鳥を泳いで取ってくる「回収犬」として活躍していました。

 

現在では、作業犬としての機会は少なくなりましたが、コンパニオンドッグやショードッグとして、また、日本では介助犬として海外では盲導犬としても活躍しています。

 

スタンダード・プードルの性格

家族に対しての愛情が深く、人と一緒に過ごすことが大好きな犬種なので、ひとりぼっちで家族と離れて過ごすことがとても苦手です。また、家族以外の人や他の犬にも友好的に接することができます。

 

愛情いっぱいで淋しがり屋のプードルですが、非常に頭が良く、運動能力も高い犬種です。
ブリティッシュコロンビア大学で神経心理学研究を行っている教授、スタンリー・コレン氏が出版した「犬の知性(The Intelligence of Dogs)」での知能指数〈IQランキング〉(出典後述)によると、知的レベルは全犬種の中でボーダー・コリーに次ぐ第2位とされています。

 

そんなプードルですから、ひとりで長時間お留守番…となると色々イタズラしてしまうかもしれませんね。

 

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スタンダード・プードルの特徴

美しく優雅なだけでなく、堂々と威厳のある佇まい。

 

独特のシルエット「コンチネンタル・クリップ」は、水中作業をよりスムーズに進めるために考えられたものでした。

 

水中で心臓を守るために胸部を、浮力として必要な関節部分の被毛を厚くし、その他の部分は水の抵抗を受けにくいように刈り込んだ結果のスタイルと言われています。

 

「ポンポン」と呼ばれる尾先の被毛は、遠くまで泳いで行っても、今どこにいるのか分かるようにと目印にしていました。
また、このことから様々なトリミング技術がうまれ、プードルがあらゆる基礎技術の基準になっています。

 

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スタンダード・プードルのお手入れ

換毛期がないので抜け毛は少なく、体臭も少ない犬種です。

 

独特の細かいカールは絡まりやすく、ブラッシングをしていないと毛玉になってしまいます。手入れを怠りこのような状態になってしまうと、手入れされる犬にとっても負担になるので、日常的にブラッシングをしましょう。

 

また、プードルに限ったことではありませんが、様々な病気予防の為にも口内ケアは大切です。

 

 

スタンダード・プードルの病気

胃捻転:胃がガスや食べ物で膨らんで捻じれている状態です。胃捻転になると胃拡張を起こし、血管や内臓を圧迫します。
「吐こうとしているのに吐かない・大量のよだれ」などの症状がみられます。

 

アジソン病:副腎皮質ホルモンの分泌量が低下することで起こる病気です。
症状が散発的だったり消えたりするため飼い主が病気に気付かないこともあります。

 

「食欲低下・下痢・嘔吐・体重低下」などの症状がみられます。

 

 

スタンダード・プードルの気を付けたいこと

ドッグショー向きと思われがちですが、豊富な体力と運動神経を持つ犬種です。運動量の不足はストレスになり問題行動を起こすこともあります。

 

ただ身体を動かすだけでなく、飼い主と一緒に楽しめるようにゲーム要素を取り入れると知的好奇心を刺激し、肉体的・精神的に満足させてあげることができます。

 

関節炎と骨折を起こしやすい犬種なので、水泳もおすすめです。水泳は関節にも優しく、適度な筋肉を付けことができるので、股関節形成不全の予防に効果的です。

 

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出典:スタンリー・コレン氏著書「犬の知性(The Intelligence of Dogs)」
出版社:Atria Books;Reissue版(2006/1/5)

 

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