皆様こんにちは。先日、我が家の主2号、アグリ様がカワウソにそっくりなことに気が付き、ほくそ笑みましたしもべ兼尼僧の嵩月でございます。

 

猫がカワウソにそっくりって、どんなだよ!?とお思いかもしれませんが、そんなだよ・・・wwなわけですよ。
だって似てるんですもんww

 

さて、今回猫様が高所を好む秘密を掘り下げていくのですが、高所でなくとも何かしら乗りたがりませんか?例えば、新聞などがあれば大体乗りにやって来ますし、邪魔だとどかせてもしっぽだけでもと必ず乗りますよね。

 

PCなんてしていようものなら、わざわざキーボードの上に人の手を巻き込んでまで、ドカッと・・・この行動も実は高所好きの延長から来ているのですね。まあ、乗ってくるのは独占欲や、自分を構えの行動で本能というより我ですwwしかし高所好きは本能由来なのです。

 

ズバリで高所好きな理由は

● 外敵を発見しやすい

● 獲物をみつけやすい

● 逃走しやすい、捕まりにくい

● ノミ、ダニが少ない

● 自身の優位性を他の猫に示す

といういくつかの理由があるんですね。

 

黒猫

 

要は自衛本能なんですね。生きていく為に身軽さを活かした行動なのです。

 

これは自由猫様には今もこの通りの本能で高所を好んでいると思われます(自由猫とは飼い主のいない野良ちゃんを指します。半自由猫も含みます)

 

しかして、室内飼いの猫様にとっては、この身を守るための本能ともいえる高所好きは少し趣が違うと思われます。
だって、さほど危険ないもん・・・なわけですよ。ww

 

実際本能由来故の行動ですが、家猫の本当の心理はどうなのでしょうか。ここからは、長年猫様に関わってきたしもべリーダーの推察にすぎませんが、猫様とお暮しの方々には思い当たる節があるのではないかと思います。

 

諸説ありの事ですから、こんな考えもあるのか程度で捉えて下さいね。
よく、キャットタワー、カーテンレール、階段、手すり、棚など様々な高所におられます。
じっとこちらを見ている事もありますよね?目がバチッと合う事もしばしば。

 

キャットタワーでじゃれる猫たち

 

猫って、意外に世話好きですし、心配性の一面もあります。ワンちゃんほど感情をストレートにはぶつけない生き物ですが、飼い主や家を守っている気も満載。

 

また、犬は人につき、猫は家につくと古来からいわれています。それだけ犬、猫ともに人間と密接に生きてきた動物といえます。クマに襲われた子供を、飼い猫の猛攻で救出なんて実話もあるほどです。家族に対する愛情は静かに大きいのです。

 

なので家猫様は、本能由来の高所好きでも、きっと家を見守り、いつもと変わらないかチェックしているというのが中心だと思います。

 

となると・・・昨今の家猫の高所好き理由は・・・

● 家内に変化はないかチェックしている

● 獲物(飼い主ともいう・・・w)を発見しやすい、危険も察知しやすい

● 安心できるスペース確保

● (怒られそうなときに)確保されにくい、逃走しやすい

● 天下をとっている

なのではないかと推察するのです。

 

電柱?の上の猫

 

彼らにとって家は縄張り。飼い主や家族は自身に仕える大事なしもべ。

 

日々見渡しのきく高所から安全点検をし、私達しもべも守っているという意識なのではないかと。ついでに威厳も示せて一石二鳥!みたいなww

 

どうぞ皆様、高所から見下ろされていたら、感謝を込めてニャンコ大明神様に手を合わせ献上品を奉納して差し上げて下さい。きっと末永く見守って下さるに違いありませんから。

 

猫様って私達しもべの事をどう見てるかご存知ですか?
じつは・・・大きな猫と認識している可能性が高いそうですよw
仲間と思われて、しもべは恐悦至極でございます!!

 

それでは皆様、またお会いいたしましょう。

猫のしもべ尼僧  嵩月

 

神社の階段の猫

 

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