たくさんの動物LOVEなみなさん、こんにちは!
Fanimalライターの☆ぴよん☆です。

 

さてさてみなさん!
連日のニュースでご存じかと思います、上野動物園で5年ぶりの、パンダ誕生!
お母さんパンダが、大切に赤ちゃんを抱えるしぐさ、そして、赤ちゃんの小さいこと!

 

まだ目も見えず、毛も生えず、無防備なこの身体が、お母さんの愛情を一心に受けて、あの「しろくろな、もこもこ」の、大きなパンダに成長することを思うと「自然や命の神秘」を感じずにはいられません。

 

パンダ誕生のニュースは、上野を含めた東京の経済活性につながると言われるほど大きな出来事として、人々の喜びと注目の的となっています。

 

もちろん上野動物園にとっては、本当に嬉しい出来事。
飼育員の方々が、日々さまざまな工夫と努力をして一生懸命にパンダの赤ちゃん誕生への道を育んだ、その賜物です。

 

そしてこの出来事は、上野動物園にとどまらず、日本、そして世界の動物園の喜びでもあり、地球にとっても、非常に嬉しい出来事でもあるのです。

 

今日は「パンダの誕生」を通して、動物園の役割を少し考えてみたいと思います。

 

 

愛らしい姿の影にひそむ、絶滅の危機

パンダは、正式名称で「ジャイアントパンダ」と呼ばれ、その愛くるしい姿としぐさで世界中の人々に大人気の動物です。

 

日本に初めてやってきたのは1972年で、今から45年前の出来事。
カンカンとランランという、2頭のペアでした。

 

私も新幹線に乗って上野動物園へ会いにいきましたが、長蛇の列がパンダ舎の前をとぎれることなく続き・・・。
そして当のカンカンとランランは、向こうを向いて爆睡。

 

それでも、子供心に「すごい動物!」という感動をもらって、パンダのぬいぐるみを買って帰ったのでした。

 

月日が流れ大学生となった私は、飼育員になるために全国の動物園を回っており、上野動物園へも勉強に行きました。

 

そこでカンカンとランランの担当だった飼育員さんとお会いし、いろいろお話を聞かせていただきました。

 

「ランランは、とっても美人さんでね・・・」と、まるで恋人の紹介をするかのように目を細めて話していたのをはっきりと覚えています。

 

そして、そこで私は「パンダはこのままだと、本当に絶滅して地球上から姿を消す」という事実を聞かされたのです。
目の前にいるこの愛らしい動物がこのままだと消えてしまうという衝撃は、今でも忘れられない大きなショックでした。

 

 

動物園で「パンダを守る」ということ<種の保存>

パンダは、中国にのみ生息する動物です。

 

自然豊かな深い森林で竹を主食として生活しますが、中国が経済発展を目指し続けた結果、豊かな竹林が破壊され生息地と食料が激減し、結果としてパンダが生きていけない環境となっていきました。

 

多くのパンダが餓死し、今では野生と飼育下を合わせても2000頭に満たないと言われています。
中国はこの事態を重く受け止め、国家をあげてパンダの繁殖計画を推進するようになりました。

 

アメリカやヨーロッパ、日本へパンダを送り出し、相性や血統を考慮してできるだけ繁殖が進むよう調査研究を続けています。また、繁殖したパンダをもう一度中国の山へ返す、「自然復帰」プログラムにも力を注ぎ、日々努力を重ねているのです。

 

しかし、パンダにとっての脅威は自然破壊だけではありません。中国ではパンダ密猟は重い刑となるにもかかわらず今でもパンダの命が狙われている可能性があるとも言われています。

 

中国からパンダを譲り受けたり、期間を決め引っ越ししてきてもらっている動物園では、その子供を何とか増やしていく事と同時に、人間のために絶滅寸前な状態である現状、そして今、この瞬間にも密猟されている可能性がある事実を、人々に伝えなければならないのです。

 

動物園は、単に動物を並べて見てもらうだけの場所ではありません。
動物について「地球上での現状を知ってもらう」、そして「絶滅しそうな動物の繁殖を推進する」、つまり「種の保存」を行う責任があるのです。

 

パンダ

 

 

動物園でのパンダ繁殖は、地球保全につながっていく

現在は上野動物園の他、和歌山のアドベンチャーワールド、神戸のある王子動物園の3動物園でパンダは飼育され、その繁殖への取り組みが進められています。

 

今回上野動物園で生まれた赤ちゃんパンダは、これからの地球上でパンダが生き続けるための遺伝子を残す貴重な1頭なわけです。

 

地球上でパンダの遺伝子が残るということは、この豊かな地球の自然環境を保つことにつながります。人間が同じように地球で生き続けていくには、パンダを含めた生物の多様性バランスが保たれる必要があるのです。

 

パンダに限らず、絶滅の危機に立たされている動物種は年々増加しており、つい最近ではキリンも絶滅危惧種となりました。これは数年前では想像できなかった事実で、このままだと1種、また1種と動物たちが消えていくスピードを止められなくなってしまいます。

 

動物園では、何とかして消えゆく動物たちを守ろうとしています。

 

みなさんが動物園を訪れた時は、さまざまな野生動物に出会える喜びと共に、ぜひその目の前にいる動物が今どのような状態にいるのか、ほんの少し考えてみてくださいね。

 

パンダの赤ちゃんが、元気にすくすくと育つことを願って・・・。
今日はこのあたりでペンを置きたいと思います。
お読みいただき、ありがとうございました!

 

関連記事

振り向いたらギックリ腰

サイのお口のヒミツ

豚骨完食で切れ痔…

グダグダペンギンショー

猫に興奮してアゴが…

(Visited 126 times, 1 visits today)

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう