
ドッグヨガの目的~③飼い主である私達自身の健康や幸せを育むことードッグヨガで磨く、心・体・わたし Vol.6
こんにちは。日本ドッグヨーガ普及協会ドッグヨガインストラクターのTAKAKOです。
梅雨の時期、お散歩に思うようにいけない愛犬たち、洗濯物が乾かずモヤモヤする私達にも、気分転換にドッグヨガおすすめですよ~。
さて、2回続けてドッグヨガの3つの目的についてお話させていただきました。
ドッグヨガの3つの目的
③飼い主である私達自身の健康や幸せを育むこと。
今回は目的③「飼い主である私達自身の健康や幸せを育むこと」についてお話しますね。
愛犬と生活する方なら、感じたことあると思いますが、自分自身が病気になったり、怪我をしてしまったときに愛犬の世話って、とても大変ではありませんか?
私自身、この前インフルエンザにかかったときは最初の2日はほぼ起き上がれない状態になり、うちの伝次郎と大和の散歩はとてもじゃないけどできない~という感じでした。
また、手術で入院を1週間くらいしたときも、2匹の世話は何も出来ないばかりか、当然ながら、会うことすらできませんでした。
私達の心身が健康でないと、家族はもちろん、愛犬達にも心配をかけてしまうことになりますよね。
病気だけではなく、あなたが元気のないとき、また、イライラしている時、愛犬はどんな表情、行動をしますか?
散歩中、私たちが身構えると、愛犬が吠えだす、なんていうこともありませんか?
逆に、私達が楽しそうにしていると愛犬も楽しそうにしていたり、リラックスしていると一緒に寛いでいたり。
また、愛犬が具合悪そうだと、私達も不安になりますし、嬉しそうにしていると嬉しくなるし。
良くも悪くも、身近で大切な存在ほど、心の有り様や、体調は影響し合うものではないでしょうか?
愛犬にとって一番身近な人間であるのは私達飼い主です。私達が愛犬をとりまく環境を作っています。私達も“病気もせず、怪我もせず常に元気!”というわけにはいきませんが、愛犬のためにも、なるべくなら不調から早めに回復できたり、健康でいられた方が良いですよね。
心と体は繋がっているので、体が不調だと心も沈むし、心では大丈夫と思っても、体がSOSを出して不調が表れたり・・・逆に考えれば、体の声に早めに気づくことが出来れば、心と体のバランスが大きく崩れる前に防げるかもしれません。
そこで、ドッグヨガが、心と体の調和のお手伝いをします!
ドッグヨガの目的➁愛犬のありのままを受け止めるがありますが、これは愛犬をありのまま受け止めることを通して、自分自身のありのままも受け止めることに繋がります。
愛犬を、思い込みを手放した真っ白な心で見つめるには、自分自身とも向き合わなければならないからです。自分の心の癖に気づくには、心の触れたくない部分にも向き合う必要も出てきます。
(例えば、連載第1回目でお話した昔の私、「周りにこう思われている、みんなが期待するいい子の私でいなきゃ。」と、周りが思っているであろう自分像を勝手に作って、更にそれによって自分を縛るという生き方でした。私はそれを手放してだいぶ楽になり、幸せを感じることが増えましたし、昔よりは自分の気持ちや体を大切に出来るようになりました。)
自分を客観的に観察して、気づくことが心身の健康への第1歩です。
あなた自身を良い悪いで評価することなく、そのまま感じることができれば、心と体の状態の少しの変化にも細やかな感覚でキャッチできるようになってきます。
補助付き自転車から、普通の自転車に乗り換えるときみたいに、転んだり、誰かにつかまったり、助けてもらいながら乗れるようになるみたいに、少しずつ少しずつでいいのです。
こうして、心と体のバランスを取りながら、愛犬との生活を楽しんでいくことが、ドッグヨガの目的の3つ目になります。
イライラした状態の人の呼吸は浅いし、そういう状態の人の周りには近寄りづらかったり、人間同士でも心の状態は空気で感じることができます。それだけ、自分の呼吸一つでも、周りに影響があるということです。
呼吸を穏やかにするだけで、愛犬を安心させたり、和ませることができる。➡そんな愛犬を感じることで、心も穏やかになる。という素晴らしい循環です。
あなたの心身の健康や幸せは、愛犬やみんなの幸せにも繋がっていると思えば、社会貢献もできるみたいでなんだか嬉しいですよね。
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