たくさんの動物LOVEな皆さん、こんにちは!

Fanimalライターの☆ぴよん☆です。

 

7月も終わりに近づいていますが、この7月最終金曜日が「コアラの日」って、みなさんご存じでしたか?

 

ふわふわなシルエットに、つぶらな瞳。

そして癒しの風がそよぐ、ゆったりのんびりな動き・・・。

多くの人々に愛されるコアラ、実はびっくり度100%の動物なんです。

今日はそんなコアラの「七不思議」をお伝えしていきます。

 

① お袋さんは、「フクロ」持ってます?!

コアラはオーストラリアに生息する、有袋類というグループの動物です。

名前の通り、身体に袋を持つ不思議な動物。

 

それは、コアラの「子育て」と深い関係があります。

コアラの妊娠期間は、約1か月。

 

生まれたての小さな命は、すぐにお母さんコアラのお腹にある袋を目指して、ゆっくりゆっくり這っていきます。
無事に袋にたどりついた赤ちゃんは、袋の中にあるおっぱいに吸いつきます。

 

すると、ここでまたびっくり!

おっぱいの乳首が、赤ちゃんの口から咽喉元まで伸びていくのです。

 

これによって「赤ちゃんがお母さんのおっぱいを吸ってお乳を飲む」のではなく、「お母さんが筋肉を収縮させてお乳を赤ちゃんの身体へ送り込む」のです。

 

 

②赤ちゃんは、1円玉?!

この小さな赤ちゃんコアラですが、生まれた時のサイズは1円玉!

約2㎝で、体重は0.5gほどです。

 

耳もまだ聞こえず、目もくぼみ、まだはっきりと目の形をしていません。

全身は毛がなく、つるつるのピンク色で、まるでマウスの赤ちゃんそっくりです。

でも、唯一お鼻だけがしっかり形をしていて、機能していると言われています。

そのおかげで、お母さんの袋の中にあるおっぱいのにおいを嗅ぎ分け、そこを目指して一生懸命に歩き続けるのです。

 

 

③ウンチを食べたら、オトナへの第一歩?!

コアラ

 

お腹の中ですくすく育った赤ちゃんコアラは、半年ほど経った頃から少しずつ外に顔を見せ始めます。

 

この頃が離乳スタート期で、「ねえねえお母さん、それってなあに?」と言わんばかりにお母さんが食べるユーカリに興味を持ち、ちょいちょいと手で引っ張ってみたり、口に入れる真似をしてみたりします。

 

この時期に赤ちゃんの口元を見てみると、なんだか少し緑色をしています。

これは、お母さんのウンチを食べている証拠です。

えーーーっ!ウンチを食べて大丈夫?という声が聞こえてきそうですが・・・。

 

ハイ。問題ありません!むしろ、赤ちゃんコアラの口元が緑色だと順調に育っている証拠の1つとして、飼育員はほっとします。

 

このウンチは「パップ」と呼ばれ、赤ちゃんはパップを食べることによって、食べても大丈夫なユーカリの味を知ると同時に、お母さんの腸にある微生物をもらいます。

これでやっと、ユーカリの葉を自分で食べられるようになります。

パップを食べないと、赤ちゃんコアラは十分に成長できないのです。

 

 

④毒入りでも、母の味?!

コアラの主食であるユーカリは地球上に600種類ほどありますが、その中でもコアラが食べることのできるユーカリは40~60種類ほどしかありません。

そして実際にそれぞれのコアラが好んで食べるのは、この40~60種類の中の2・3種類しかないのです。

この美食家(偏食家?)である原因は、ユーカリにあると言われています。

 

ユーカリには強い毒性が含まれていますが、コアラはお母さんコアラからパップをもらうことによって、自分が食べても大丈夫なユーカリの香りが分かるようになるのです。

また、肝機能が強く、解毒する力もコアラにはあります。

毒性の強いユーカリを食べても生きていけるワケは、こんなところにあったのです。

 

 

⑤ユーカリの森で、愛を叫ぶ?!

オーストラリアではコアラの恋の季節になると、夜のユーカリの森ですごい声が響き渡ります。

ゴオゥーッ!ガーッ!グアーッ!という、ものすごく迫力のある声。

これはオスが自分の存在、そして力の強さをメスにアピールする「雄叫び」で、動物園でも繁殖シーズンに聴くことができます。

上を向き首をぐっと伸ばして、怪獣のように叫ぶ声からは、普段の愛らしいコアラの姿が、遠くかすんでいきます・・・。

 

でも、これも「コアラ」の生きる姿。未来の奥さんを探すためです。

必死にほえるその横顔、思わずエールを送りたくなるかも知れませんね。

 

 

⑥ホップ、ステップ、ジャーンプ?!

いつも樹の上で食べて眠って、また食べて、じっとしてばかり・・・と思われがちなコアラの生活。

でも、実は地面を走ることもできますし、木から木へ飛び移ることもできます。

 

コアラ

 

例えば動物園でも治療だったり体重測定だったりで、樹から降ろしたとします。

すると終わったと同時に、自分がいつも登っている樹へいちもくさんに走って戻ってしまいます。

 

そんなに走ること、できたの?というほどの、4本の脚で猛ダッシュ。

樹から樹へ飛び移ることだって、朝飯前です。

 

ただしこういう行動は、動物園でも普段はなかなか観ることができないので、もし観てみたい方は、長期戦を覚悟で観察なさってください!

 

 

⑦バラにはトゲ、コアラには・・・?!

こちらをご覧ください。

 

コアラ

 

じっくり観ると、なかなかの鋭いツメを持っていますね。

樹上生活のコアラにとって、このツメが生活を支えています。

風が吹いても、飛び移っても滑り落ちないためのツメは、必需品。

 

また、気に入らないことがあったらこのツメで相手を引っ掻きますし、ケンカの時は武器にもなります。

実際にコアラがちょっとじゃれたつもりでも、このツメが人間の身体にあたるとしっかりと傷になり、血が出ることも。

動物園でも、皮手袋をしてコアラを扱っている飼育員がいるのはこのためです。

 

現在、国内では以下の動物園でコアラに会うことができます。

 

● 埼玉県こども動物自然公園(埼玉県)

● 多摩動物公園(東京都)

● 金沢動物園(神奈川県)

● 東山動物園(愛知県)

● 天王寺動物園(大阪府)

● 王子動物園(兵庫県)

● 淡路ファームパーク(兵庫県)

● 平川動物公園(鹿児島県)

 

今月末は、コアラ観察にぜひ動物園へ行ってみませんか?

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