
動物の世界に浸る癒しの空間「動物カフェ」ってこんなところ
最近のペットブームを受けて、猫カフェ、鳥カフェ、フクロウカフェなど、様々なカフェがオープンしています。住宅事情によってペットを飼えない人だけでなく、たくさんの動物と触れ合いたい人にも最適。「特定の動物だけでなく、いろいろな動物と遊びたい」という欲張りさんにおススメなのが“動物カフェ”。動物園とは違った魅力に溢れていますよ。
動物カフェってこんなところ

ヨウムの寿命は50年!
猫カフェやフクロウカフェなどのように特定の動物に限定せず、哺乳類、鳥類、げっ歯類、爬虫類など、さまざまな動物たちを集めたカフェで、「アニマルカフェ」とも呼ばれています。
中には動物園が開けるのではないかと思えるレベルのお店もあるほど。こうしたカフェは世界的に珍しく、日本を訪れる外国人観光客にも大人気です。
こんな動物がいます

プレリードッグは犬ではなくリスの仲間です。ムギュー!
小鳥(文鳥・インコ)、オウム、ヨウム、フクロウ、猫、ハリネズミなどが定番で、ウサギ、ダチョウ、カメ、ヘビ、トカゲや、ペンギン、サル、ヤギ、プレリードッグなどがいるカフェもあります。まさにプチ動物園。一度にたくさんの動物たちと思う存分楽しむことができます。
動物カフェの料金システム

お店によって料金体系が異なります
まず料金システムや注意事項の説明があります。料金は時間制・定額制・コース制など、カフェによって異なります。お目当ての動物が重複しているのなら、どのくらい滞在するかによってお店を使い分けるとよいでしょう。
動物カフェのルール

アヒルのアムロは、店員さんの後をついて行きます。飛び出た羽根は「くせ毛」です。
「動物と触れ合う前には必ず手を洗い消毒する」「動物が嫌がることをしない」「お店で販売しているエサ以外は与えない」「フラッシュを使った撮影は禁止」など、動物好きなら当然守れるルールばかり。なお営業終了時間は20時前後が一般的です。
動物カフェのスイーツや飲み物

食べてしまうのがもったいない
時間制にしているカフェは飲み物程度、定額制にしているカフェは飲み物やスイーツが豊富など営業形態によって異なります。また「アニマルカフェ・バー」や「アニマルカフェ・レストラン」として営業しているお店では本格的な料理が食べられるほか、ワニのステーキやカエルの唐揚げなど変わった料理を提供しているお店もあります。
動物の販売も行っています

フクロウって結構高いんですね
ペットショップやペットホテルを併設しているカフェも多く、同じ種類の動物の販売を行っているお店もあります。ペットショップで長時間動物と過ごすことはできませんが、動物カフェなら、たっぷりと触れ合ったうえで購入を決められるというメリットがあります。「飼ってみたら意外と大変だった」ということが避けられるので、安心して飼うことができますね。
動物カフェに行ってみました

動物カフェは憩いの場
札幌市にある「あにまるかふぇ」さんへお邪魔しました。狸小路3丁目という抜群の立地にあり、まさに「都会のオアシス」と呼ぶにふさわしいカフェです。
2016年7月にオープン。ちょうど1周年を迎えました。
もはや動物好きにはなくてはならないお店です。
たっぷり動物と触れ合える

シモフリインコのペーターが遊ばれています
現在いる動物はネコ2匹、フクロウ6羽、ハリネズミ1匹、ダチョウ1羽、ウサギ4羽、ヨウム1羽、プレリードッグ1匹、そしてたくさんの小鳥たち。「あにまるかふぇ」の料金設定は定額制となっているので、時間を気にせずに動物たちとたっぷり触れ合えるのが魅力です。
好きな動物が選べる

ワガハイはハリネズミのコロ助ナリ。意外と痛くないナリよ。
動物たちの名前は、お客さんからの応募によって決まりました。アヒルのアムロ(機動戦士ガンダム)、シモフリインコのペーター(アルプスの少女ハイジ)、ハリネズミのコロ助(キテレツ大百科)など、どれもアニメに関連した名前が付けられています。
たくさんの動物と触れ合う人がいる一方で、次々とフクロウを腕に乗せる人、ヨウムを気に入ってしまい、肩に乗せたまま離れられなくなってしまった人、ずっとハリネズミを抱き続ける人など、特定の動物に深い愛を寄せる人も見受けましたよ。
積極性が大事

モリフクロウの「ロイ」です。遊ぶときは店員さんに声をかけて!
動物を眺めているのもいいですが、このカフェの動物たちは肩や膝、腕などに乗せることができます。動物たちにとってもケージから出してもらえる絶好のチャンス。気に入った動物がいれば、積極的に店員さんに声をかけましょう。
毎日開催!お客さん参加型フリーフライト

唯一フリーフライト出来る、メンフクロウの「カオナシ」
毎日18時からメンフクロウの「カオナシ(千と千尋の神隠しから命名)」のフリーフライトを実施しています。お客さんがエサとなる肉を持って「カオナシ」と呼ぶと、カオナシは元気よく飛んできて手からエサをもらう、食事を兼ねたアトラクションです。
何度呼んでも来てもらえないときもありますし、一瞬にして飛び込んでくるときもあります。
すべてはカオナシの気分次第。女性の声の方が反応するそうです。
時間を忘れて動物たちと過ごすひととき

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