ぬいぐるみと一緒に動物保護施設に犬が飼育放棄されました。
保護犬ハンクがいい里親さんと出会うことがきるように施設の職員は、ハンクが起こしたちょっとした事件をきっかけにあるアイディアを実行したのです。

 

これが大当たり!
見事に幸せにつながりました。

 
 

ぬいぐるみと一緒に捨てられたハンク

ウィスコンシン州アップルトンの動物保護施設Fox Valley Humane Associationは、飼育放棄された4歳のチェサピークベイレトリバー・ミックスのハンクを保護しました。
ハンクは1匹ではなく一緒に捨てられた友達がいました。

 

その友達は紫のカバのぬいぐるみのヒッポでした。

 

保護犬ハンクとヒッポは親友

 

ハンクとヒッポを引き離してはいけないと考えた施設のスタッフは、2匹一緒に里親募集するとインターネットに掲載しました。

 

ぬいぐるみ殺害未遂事件発生!

しかし数日後、仲良しだったはずのハンクとヒッポの間に大事件が起こります。

 

なんとヒッポの頭が引きちぎられていたのです!
ヒッポは幸運にも命をとりとめましたが、犯人としてハンクが疑われてしまいます。

 

 

ドクター・ローラが引きちぎれてしまったヒッポの頭を修復するために緊急手術を行いました。
ヒッポからは大量の綿が出てしまっています。

 

2匹が暮らすケージで起こってしまった事件なので、ハンクがヒッポを傷つけたと思われても仕方のない状況でした。
「あなたがやったのか?」と問われたハンクは何も答えませんでしたが、表情には明らかに罪悪感が見て取れたそうです。

 

命はとりとめたもののぺったんこの姿に

この前代未聞の大事件を施設がインターネットに発信すると、人々はこのミステリーに夢中になりました。

医師の素晴らしい技術のおかげで頭が無事くっついたヒッポでしたが、残念ながら中綿の大部分を失い、ぺったんこの姿になってしまいました。

 

「ヒッポは鎮静剤で朦朧としている。すこし薄くなってしまったようだが、完全に回復するだろう」

 

 

 

一方、犯行が疑われているハンクは本格的な取り調べを受けることになってしまいました。
「午前11時現在、ハンクは黙秘しています」

 

 

親友に綿を抜き取られるというひどい経験をしたヒッポは、心の傷をいやすためにセラピストと面談しました。

 

 

犯行を疑われたハンクは人道主義の弁護士と面会。

 

 

するとハンクを応援する施設の保護犬も現れ、ハンクのために抗議活動を開始。

 


 

警察署長自らが捜査

施設始まって以来の重大な事件だったので、アップルトン警察署のトーマス所長が訓練中のプードル ブルーとともに捜査に乗り出しました。

 

 

ブルーはまだ慣れていないので最初はハンクの水入れの水をまき散らしたり、他の犬のにおいに気を取られていました。
しまいにはおしっこを床に粗相してしまうという失敗を犯してしまったブルーですが、見事に手がかりを発見しました。

 

床に散らばっていた綿がヒッポの詰め物と一致することが分かったのです!
悲惨な現場ですが、非常に有力な証拠となるものです。

 

 

ハンクは無実だった!

現場の遺留物を調査した結果、捜査官は、ヒッポは攻撃されて怪我をしたのではないと結論付けました。

 

ヒッポが頭を引きちぎられた経緯は次のように推理されています。

 

施設が閉まったあとにお腹がすいたハンクとヒッポはおやつを食べたくなり、ケージを抜け出すことにしました。
扉をよじ登ろうとしたところ、ヒッポが引っかかってしまったのです。

 

 

「ハンクはヒッポを助けようとしましたができずに、ハンクの悲しみの鳴き声が施設中に響きました。ハンクはベッドを引きずっていって毛布の山を作り、それに登って助けようとしたのです」と施設のスタッフは推測しています。
「ハンクはスタッフが到着するまで、夜中ヒッポを介抱したおかげでローラ先生がヒッポの救命手術をすることができたのです。」

 

ハンクは無実だったのです!
それどころか助けが来るまでヒッポの命を守り続けたヒーローでした!

 

ハンクはヒッポとともに「ずっとのおうち」へ
ハンクの無実は無事に証明され、ヒッポは見事に回復できたのですが、幸運はこれで終わりではありませんでした。

 

ハンクとヒッポを2匹そろって迎えてくれるおうちが見つかったのです!
幸せそうな姿に癒されますね。

 

 

保護施設のナイス・アイディアに賞賛!

ハンクとヒッポに家族が見つかったのは、この事件を通じて沢山の人が応援してくれ、拡散してくれたからです。
動物保護施設が繰り広げた物語の注目度とインターネットの力が保護犬の幸せにつながった素晴らしい例でしょう。

 

この事件はもちろん、ハンクの里親探しのためにやったことですが大成功をおさめ、人々からも好評とのこと。
施設のスタッフは「意識を高め、楽しくポジティブな方向で里親募集を行っています」と語っています。

 

この通常とはちょっと違う保護犬紹介のやり方はとても話題になりました。
この話を通じてハンクに興味を持った人はまた、他の保護犬にも興味を持ってくれることにつながり、この「事件」は他の保護犬たちに家族ができることにも貢献したのです。

 

今や動物愛護活動にインターネットの力は欠かせません。
ネットに掲載することで世界中の人に発信できますし、たいてい費用も掛からないので動物保護活動をしているボランティアには必須の手段です。

 

本当の警察も協力しているところがアメリカらしく、非常にクオリティの高いユニークな事件簿に仕上がっていると思います。
事件の経緯は愉快でちょっと笑えますし、最後にハンクとヒッポが幸せになった写真に心底癒されますね。

 

このような面白い紹介の仕方で注目を集めたこの保護施設のアイディアに対して、称賛を感じられずにはいられません。

 

出典:
Facebook:HumaneAssociation

The holidog TIMES

The dodo

 

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