バーニーズ・マウンテン・ドッグとの出会い

私が一緒に暮らしたバーニーズは2匹います。

 

ボブ

 

ペットショップでたまたまバーニーズ・マウンテン・ドッグの仔犬に出会いました。

残念ながらその子とはご縁がなかったのですが、その後、他県のペットショップでボブを迎えました。

見た目がでかいからか、よくボブ・サップのボブ?と聞かれますが、ボブ・ディランのボブです(笑)

 

セバスチャン

 

ボブの死後、どうしてもまたバーニーズと暮らしたくてネットでブリーダーを探しました。

メールと電話でやり取りをし、ちょうど子犬がいるということで九州から兵庫県の犬舎まで、車で会いに行きました。

そこで、大きくて脚の丈夫そうなセバスチャンを迎えることに決め、その日のうちに連れて帰りました。

 

セバスチャンの由来は、WRCラリーレーサーのセバスチャン・ローブからきています。

通称セバ、セバス。

動物病院の手帳の名前欄に「セバスチャンちゃん」と書かれた時には大爆笑しました。

 

 

 なぜバーニーズ・マウンテン・ドッグを選んだのか

父はずっと「飼うなら大型犬だ」と言っていました。

「マイホームは犬がいて初めて完成する」。私の家族は皆そう思っており、私自身も大きい犬が好きだったので大賛成でした。

 

ですが、ペットショップのチラシを見ていなければ、私はバーニーズという犬種に出会えていないと思います。

 

ペットショップでの出会い(犬編)
関連記事

 

熊みたいなモコモコのバーニーズを見て一目ぼれ。

ですが、超大型犬ということもあって父は即決せず、近くにある本屋さんに情報収集をしに行きました。

 

「バーニーズはまさに理想的な家庭犬」

・室内で飼える
・子供に友好的
・においも少ない
・しつけもしやすい

という理由から我が家にピッタリだと感じました。

 

他に比較していた犬種

オールドイングリッシュシープドッグ

 

 

迎える準備はどうしたか?

 

ボブの場合は、初めて犬を飼うということで大方必要な用品はペットショップで購入しました。

車移動のためのバッグやペットシーツ。

これまでペットショップで食べていたフード。

仔犬時代を過ごさせるためのケージなど、とりあえず一式揃えて帰りました。

 

住まいの環境

我が家はマイホームを手に入れて2年目でした。

放し飼いにしたかったので、足に負担がかからないようタイルカーペットを床一面に敷き、トイレ周りも壁をリフォームしました。

ボブが1歳の頃、大型犬を連れて出かけるために大きな車が必要だね、ということで新しい車も購入しました。

 

ご飯の選び方と選んだフード

ペットショップの方に勧められたユーカヌバをあげていました。

ボブは足が悪かったので、筋肉をつけるためにササミや胸肉をゆでたものをおやつにしました。

 

 

バーニーズ・マウンテン・ドッグを迎えてみて実際にどうだった?

 

めったに怒らない心優しい犬

一般的に言われているバーニーズの性格とのギャップは感じませんでした。

子供との相性もバッチリ。一番年下なのにいつのまにかみんなのお兄さん的存在になっていました。

 

なによりも家族が大好きで、食卓に一家全員そろうと必ず足元にいました。

 

健康面

これはかなり苦労しました。

正直なところ、あまり深く考えず直感で決めた犬種だったので、実情を何も知らなかったのです。

バーニーズは一度絶滅しかかったことがあり、それを復活させようとかなり近親で交配をさせて増やしたことから、頑丈な見た目の割りに病気にかかりやすい犬種でした。

 

ボブは先天性の股関節形成不全で、子犬の時期に関節にボルトをはめる手術をしました。

術後は床ずれを起こし、そのせいか右足はうまく治らず、生涯庇うように歩いていました。

 

右足をほとんど使わずに立つボブ

 

遺伝性ですので、子犬の親に股関節形成不全の子がいないか確認した方が良いと思います。

 

寿命の短さ

一番大きなギャップは寿命でした。

まさかこんなに短命だとは思っていませんでした。

 

バーニーズに関して、原産国スイスにはこんな言葉があります。

 

「生後3年で若犬、3年経ったら良犬、その後3年で老犬になり、それから先は神からの贈り物」

 

平均寿命が約6~9年と短いのは、バーニーズが様々な病気にかかりやすく、若くして亡くなってしまうことが多いからだと思います。

実際にボブは6歳で、そのあと飼ったセバスチャンは4歳で亡くなっています。いずれも事故ではなく病気が原因です。

ボブはペットショップで迎えたから病気がちだったのでは?と思っていましたが、ブリーダーから迎えたセバスチャンも甲状腺異常による皮膚病に苦しみました。

それなりの覚悟が必要な犬種だと思います。

 

 

バーニーズを飼うのにかかった費用

現実的なお話になりますが、

購入時にペットショップだと25万円程度、ブリーダーからだと30万円程かかりました。

 

毎月餌代とトイレシーツ代で約2万円。

ボブは手術や入院費で50~60万。

ガンのときは腎臓の点滴もしていましたし、藁にもすがる思いで漢方やサプリメントも飲ませていました。

ですので闘病時は多い月10万円ほどかかりました。

 

超大型犬は人並みにお金がかかりますが、プライスレスな愛と幸せを私たち家族にもたらしてくれました。

 

 

バーニーズのお散歩

うちの場合は1日1回。夜に約2キロほど。運動量はそんなに多くないと思いますが、それは家で放し飼いにしていたからかもしれません。

夏場は暑がりなので少なめにしていました。

 

 

しつけでのエピソード

しつけにはほとんど苦労しませんでした。

トイレも家に来てすぐに覚えましたし、「待て」といえばいつまでも待っている子たちでした。

セバスチャンにいたっては、出先で「おしっこ」といえばおしっこしてくれましたし、「うんち」と言えばうんちしてくれたので「トイレット犬」だなぁと家族共々思っていました。

 

けれど、ふたりとも4歳まではとてもやんちゃでした。

 

弟が幼稚園から帰ってくると靴下を引っ張って脱がせ、家中をあの大きさが猛スピードで走り回ります。

本人に悪気はなくても、じゃれて甘噛みしてきて痛い思いをしたことも事実です。

この時期だけはストレス発散のために外へ連れ出してよく運動をさせた方が良いかもしれません。

 

また、留守番がちゃんとできるようになったのも2歳くらいで、私たちが留守にしている間に雑誌やCDなどを噛み散らかしており、家に帰ると悲惨な光景が広がっていました…。

 

大型犬の子犬時代はとにかくやんちゃ。落ち着くまで耐え忍ぶことをこのふたりから学んだのでした。

 

 

うちのバーニーズのここが可愛い!

 

人が大好き

とにかく人が大好き。家族はもちろん、知らない人にも愛想が良いです。

けれどもちゃんと番犬の役目を果たしてくれていました。

 

朝に誰かが1階に降りてくると、ちゃんとひとりずつ挨拶をしにダッシュで来ます。

 

躍動感

 

家族の誕生日には、必ず吠えてバースデイソングにコーラス参加していました。

 

 

モフりがいのある大きさ

今まで飼った2匹はそれぞれ全然体重が違いました。

成犬でボブは39キロ、セバスチャンは60キロでした。

ブリーダーさんのところで見てわかったのですが、大きくなるバニは小さい時から他の子犬に比べて本当に大きいです。

この体をムツゴロウさんのように「よ〜しよしよし」と言いながらモフモフすることが至高なのでした。

 

 

 

バーニーズの匂い

バーニーズにはいわゆる犬臭さはないのですが、顔を埋めて嗅ぐと「昆布だし」のような匂いがします。

その匂いが本当に心地よくて、私の兄弟はみんな、両親に叱られたり悲しいことがあるとボブに顔を埋めて嗅いでいました。

謎の中毒性があります。

 

 

バーニーズの毛

ブラック・ホワイト・ラスト(タン)の美しいトライカラー。胸にはスイスの国旗にある白の十文字があります。

どこを撫でても気持ちがいいのですが、お気に入りは耳の毛です。

一年中とにかく毛が抜けるので毎日掃除機をかけなければなりませんが、お手入れは定期的にブラッシングして耳毛と足の裏の毛を切ってあげるくらいです。

トリミングは必要なく、ほとんど手はかかりません。

 

お出かけ命

お出かけ用カバンをクローゼットから出すと、「ボクも今日はお出かけできるんだ!」と大喜び。

落ち着きをなくして家を出るまでパパについてまわります。そして、玄関で出待ちしているんです。

キャンプが特に好きで、一日中家族と一緒に居られることが嬉しいようでした。

 

 

実際に飼ったからこそオススメできるバーニーズの魅力

 

愛情深く、私たちに寄り添ってくれたバーニーズ・マウンテン・ドッグのボブとセバスチャン。

 

一緒に暮らしていて思ったのは、「自分で考える犬」だということです。

窓辺で外を眺めていたり、通り行く人をただ見ていたり。

誰かが口論していると不穏な気配を察知してすぐにテーブルの下に避難します。

 

超大型犬と暮らすのはとても楽しいです。

大きな身体をめいっぱい抱きしめたり、大きな手と握手をすることができて幸せでした。

 

 

人ひとり分の存在感と頼もしさがあります。ソファを独り占めされたりしますが、そんな風に自分を人だと思っているようなところも最高に可愛いんです。

 

私はバーニーズ・マウンテン・ドッグを飼って本当に良かったと思っていますし、もしまた犬を迎えることができるのなら、バーニーズにしようと決めています。

 

バーニーズはこの上ない家庭犬です。

私たち家族はその存在に癒され、支えられていました。

我が家を選んでくれたボブとセバスチャンには感謝してもしきれません。

 

もしあなたのご家庭にバーニーズを迎えたなら、たくさん愛してあげてください。

与えた分以上の愛情を返してくれるはずです。

 

 

(Visited 546 times, 1 visits today)

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

関連記事

「しつけのコツは”ボス”ではなく”仲間”になること」学術博士・三井翔平氏

「飼い主の生活習慣がペットの健康にも影響する」獣医師・阪口貴彦先生

匠に聞く・日本犬との向き合い方 ~問題&対処編~

匠に聞く・日本犬との向き合い方 ~特徴&しつけ編~

イヌに一番最初に覚えてもらうこと |「犬と暮らすということ」vol3 | MIKI