
ペットを迎えたいときに必読!猫との出会い方とは?
猫を飼いたい!

近年は空前の猫ブームということもあり、TV番組やCMで猫を見かける機会も増えてきました。
そのため、今までは猫に興味がなかったのに「猫を飼ってみたい!」と思い始めた方もいるのではないでしょうか。
しかし、ペットを迎えるのが初めてだという場合は、猫とはどこで出会えるのか分からず、悩んでしまうこともありますよね。
今回はそんな方のために、理想の猫と出会う方法をいくつかご紹介いたしますので、ぜひチェックしてみてください。
【猫派必読】理想の猫をおうちに迎える方法とは?

1.ブリーダーから迎える場合
飼いたい猫種がはっきりと決まっている場合は交配や出産、繁殖のプロであるブリーダーを頼ってみましょう。
猫を専門に扱っているブリーダーとはネットのブリーダー検索サイトや、ブリーダー本人の運営するサイトなどで連絡することができます。
そのため、実際に対面しながら猫の個性や性格を踏まえて、飼育を検討していけます。
また、ブリーダーは繁殖のプロであるからこそ、詳しい飼育法を教えてもらえるでしょう。
また、悪質なブリーダーによって繁殖させられている猫は感染症を引き起こしていたり、近親相姦されていたりして、体が弱いケースもあります。
2.ペットショップから迎える場合
最近は猫ブームということもあり、ペットショップでも数多くの猫を取り扱うようになっています。
子猫同士は触れ合いながら猫界でのルールを学んでいくため、ペットショップから購入するときは、複数の子猫を広いショーケースの中で仲良く遊ばせているようなお店を選ぶのがおすすめです。
さらに、管理がずさんなお店には病気を持っている子や、感染症にかかっている子も多くいます。
こうした場合は購入後に猫の体調が悪化し、治療費がかかってしまうこともあるので気を付けましょう。
ペットショップで猫ちゃんと出会った話
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3.保護猫を迎える場合
捨てられたり、元野良猫だったりして飼い主さんがいない状態で保護された猫は、里親サイトや保護猫カフェ、保健所や動物愛護団体が開催する譲渡会などで出会うことができるでしょう。
また、ペットショップや動物病院でも里親募集の情報を張り紙で提供しているお店も多くなってきています。
保護猫を譲ってもらうときでも、ワクチン代や避妊・去勢代は支払うことが多いので準備をしておきましょう。
保護主さんの中には熱心に飼育のアドバイスをしてくださる方も多いので、飼育で悩んだときに力強い味方となってくれます。
保護猫の場合も、保護主さんによって譲渡の条件に大きな差があります。
さらに、譲渡が完了してからも定期的に連絡を欲しがる保護主さんも多いので、きちんと連絡できるようにしておきましょう。
保護猫を迎える
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4.捨て猫を迎える場合
捨て猫は保健所や動物愛護センターに収容されているので、各市町村の施設を訪れてみましょう。
さらに、里親サイトや各市町村の動物愛護団体が開催している譲渡会からも引き取ることができます。
こうした乳飲み子の時期に引き取れば、しつけやすく、人慣れしやすい子に育てることもできるでしょう。
また、手間のかかる乳飲み子は殺処分されやすいため、子猫を引き取ることで殺処分を減らすお手伝いもできます。
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そして、中には虐待などのトラウマから人間を怖がっている子もいます。
特に、野良猫の場合は懐かせるのが難しく、信頼関係を築くのが困難な場合もあるのです。
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【サイズ別】小型猫、大型猫を迎えるには?

小型猫を迎える場合
世界最小とも呼ばれていたシンガプーラやミヌエット、スキフトボブテイルといった小型猫はペットショップでもなかなか販売されていない猫種です。
そのため、おうちに迎えたいと思った場合はネット上で専門のブリーダーを探したり、海外からの輸入を検討したりしてみましょう。
小さいのでアパートなどの集合住宅でも飼いやすく、病気のときも通院させやすいのが特徴です。
さらに、小型猫は麻酔の量などにも配慮が必要となるため、猫専門の病院でないと治療が難しい場合もあるでしょう。
また、中には歴史が浅い猫種もいるため、平均寿命や具体的な飼育法などのデータが不十分であったりもします。
大型猫を迎える場合
メインクーンやノルウェージャンフォレストキャットなどの大型猫は、里親募集や譲渡会ではなかなか出会うことができません。
そのため、おうちに迎えたいときにはペットショップや専門のブリーダーを頼るのが近道になります。
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さらに、一般的な猫よりも落ち着いている子が多いため、運動量が少なくなりがちな集合住宅でも飼いやすいといえます。
そのため、成長期には栄養価の高い食事が必要となり、他の猫種よりも食費がかさむこともあります。
さらに、オスの大型猫では体重が10kgを超える子もいるので、通院などの移動時には飼い主さんが大変に感じるかもしれません。
【年齢別】子猫、成猫、老猫、それぞれの場合

子猫はペットショップやブリーダーなどを介して、おうちに迎えることができます。
しかし、成猫や老猫は販売されていることが少ないので、里親募集や保護猫カフェ、譲渡会などをチェックしてみましょう。
最近では、子猫専門や成猫専門の保護猫カフェも多くなってきています。
また、保健所に収容されていることも多いので、こまめに各市町村の収容状況を調べてみましょう。
対して、すでにある程度の性格が決まっている成猫は、精神的にも落ち着きがあるので、お留守番も安心して任せられるでしょう。
そして、老猫はのんびりとしたペースで猫と一緒に暮らしていきたいと思っている方におすすめです。
運動量の減った老猫はスローライフを送っているからこそ、やんちゃな子猫とは違った魅力があります。
また、老猫は老化に伴って体調を崩したり、病気にかかったりする可能性も多いため、その場合には迎えてから早い段階で治療費がかかります。
一緒にいられる時間も子猫や成猫と比べて短くなる点は心に留めておきましょう。
猫を迎えるときに必要な心構えとは?

猫は、犬のように散歩がいらないため、手軽に飼える動物だと思われることもあります。
しかし、猫は好奇心が旺盛なため、飼い主さんが予期しないようないたずらをしてしまうことも少なくありません。
猫は自分なりのペースを大切にしながら生きているからこそ、おうちに迎える時は飼い主さんが柔軟な対応をしてあげることが大切なのです。
さらに、猫は犬のように病院代がかからないといわれることもありますが、純血種の中には近親相姦や血が濃すぎることが原因で、体が弱い子もいます。
また、劣悪な環境で子猫時代を過ごしてきた子や、母猫からの授乳を十分に受けられずに離れてしまった子は免疫力が弱く、猫カゼなどの感染症を引き起こしやすい場合があります。
猫をおうちに迎えたいときはこのような可能性も踏まえて、生涯の飼育計画をしっかりと思い描いておくことが重要です。
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不幸な出会いにしないために

猫を飼うと、ソファーや壁紙がボロボロになってしまうこともありますし、マイペースな行動に振り回されてしまうときもあるでしょう。
しかし、こうした猫の特徴や習性をあらかじめ理解しておけば、対策法を考えることもできますし、お互いにストレスを貯めこまずに済みます。
動物の命は、物ではありません。
飼い始めてから「こんなはずではなかった…」と後悔をしてしまっては、飼い主さんにも負担がかかってしまいますし、猫も哀しくつらい思いをしてしまいます。
近年はメディア関係やペット業界も猫ブームで盛り上がっているからこそ、負わなければならない義務や責任をよく知ったうえで、慎重に猫の飼育を検討していきましょうね。
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