
私がジャック・ラッセル・テリアを飼ってよかったと思うワケ(ぴあ)
名前:ぴあ
性別:女の子
ジャック・ラッセル・テリアとの出会い
初めてぴあちゃんに出会ったのは、夫婦で初めて『ペット博』に行った時です。
ペット博には様々なワンちゃんやネコちゃんを飼っている方が連れて来ているとの情報を手に入れ、ジャックラッセルがたくさんいるのを見たい!と最終日に行きました。
そこではドッグショーやフード・おもちゃお店だけでなく、保護犬の譲渡会もやっていました。元々12年間保護犬を飼っていたので、次も保護犬を飼うぞと決めておりましたが、この時の譲渡会にはジャックラッセルがなんと2匹もいました。
たくさんの犬種のワンちゃんが柵の中でアピールしている中、ぴあちゃんはマイペースに耳をパタパタとゆらしながら歩き回ったり、急に放心したように止まったりしていました。その愛くるしい姿に2人とも一目惚れし、2回もだっこをさせてもらいました。
譲渡会のときにはまだペット不可の家に住んでいたので、どこの団体で預かっているか尋ねて、その日はお別れしました。
その日からぴあちゃんが夢に出てくるほどにお迎えしたいと強く想うように…。
その後、ぴあちゃんを訪ねるため、保護団体が運営している保護犬カフェまで片道2時間かけて会いに行きました。
なんと、ぴあちゃんは他の保護犬とご飯の時に喧嘩して、2本あった犬歯が1本しかありませんでした。そんな話を聞いても保護犬カフェでもゆったりマイペースに歩き回り、おやつを持っている人にはものすごいアピールを見せているぴあちゃん。
やはりカフェ内でも一番の可愛さをみせており、ぴあちゃんを飼いたいという気持ちが固まりました。
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なぜジャック・ラッセル・テリアを選んだのか?
以前飼っていたわんちゃんがジャックラッセルのミックス犬でした。
なぜジャックラッセルを選んだかというと、茶色と白のコントラストが可愛らしいだけでなく、やや筋肉質な体つきが見える逞しさに惹かれたからです。
黒目がまんまるでキツネっぽい顔付きも独特で魅力的でした。
その子が亡くなって以来、InstagramやTwitterでジャックラッセルを飼っている方のアカウントをたくさんフォローし、飼いたい気持ちを高めていました。
愛らしいフォルムで走り回り、小さい体で逞しく泳いだり遊んだりとたくさんの姿を見せてくれるジャックラッセルにメロメロでした。
ペットショップから選ばなかった理由は、保護犬を貰いたいと強く希望していたからです。
以前飼っていたわんちゃんも保護犬でした。保健所では1番アピールが少ない子だったため、他の愛想の良い元気なワンちゃんより選ばれる機会が少ないのではないか、と心配しその子を選びました。
飼ってみると、その子は散歩が大好きでとても快活な愛らしい子でした。
今回も不遇である保護犬から選びたい、と2人で決めておりました。
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ぴあちゃんを貰うかどうか決める時、夫婦で話し合いもしました。
ぴあちゃんは8歳くらいのシニア犬のため、仔犬より長い時間一緒にいられないことやしつけが難しいこと、もしかしたらジャックラッセルらしく走り回ったり泳いだりしないかもしれないことを話し合いました。
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迎える準備はどうしたか?
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住まいの環境
ペット不可のアパートに住んでおりましたが、転職にあたりちょうど引っ越しができたので、ペット博の後はすぐに家探しをしました。
雨の日も部屋の中で十分にぴあちゃんが遊べるよう、なるべく広い部屋を選びました。
また、私は川で遊んだり河原を散歩したりしたいと考えていたので、家も川のそばに決めました。
引っ越しが終わるまで待てなかったので、ぴあちゃんに似合いそうな首輪やリード、ごはん皿などペット用品を揃えていました。
ぴあちゃんを貰うと決めてからはぴあちゃんと何して遊ぶか何が必要か考えるのもとても楽しかったです。
また、ぴあちゃんはシニアであり8歳からは病気のリスクも高まるため、保護団体からのすすめでペット保険にぎりぎり加入できました。ペット保険の適用される評判の良い動物病院も家のすぐそばにあり、何かあったときにすぐ見てもらえるというのはとても心強いです。
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ご飯の選び方と選んだフード
フードは、初めは保護犬カフェで食べていたロイヤルカナンのインドアライフシニア用をあげておりました。
皮膚病なこともあり、病院からのすすめで低アレルゲンかつ高栄養素のブルーバッファローのシニア用に変更しました。
迎えてみて実際どうだった?どうしているか?
想像以上に可愛くて毎日が楽しいです。
お散歩
譲渡会で見たときはただ無表情にうろうろしているだけでしたが、お散歩では立派なダブルサスペンションギャロップの走りを見せつけてくれました。
ブリーダーのところにいたころは散歩に連れて行ってもらえなかったのか、外で歩くのがあまり上手ではありませんしたが、今ではぐいぐい引っ張って歩き回っています。
驚いたことに車の音や工事の音が好きらしく、音がすると追いかけてじっと見たりぴょんぴょん跳ねて喜んでいます。ジャックラッセルはボールやひもが好き!というイメージがあったのですが、ぴあちゃんはボールやおもちゃには見向きもせず…。
また、川に入っても泳いだりせず水の中でじっと涼んでいました。ジャックラッセルといってもぴあちゃんのようにじっとするのが好きな子もいるのか~と納得しました。
他のわんちゃんと遊ぶものだと思っていましたが、なんと見向きもせず!
お散歩のときはたいてい他のわんちゃんが見えてもマイペースに歩いています。ただねこちゃんだけは現れると執拗に追いかけているのでよくわかりません。
飼い主に対しても呼んでもあまり興味を示してくれませんが、最近ではたまーに撫でてほしいアピールがあり感動しています。
ごはん
このように、犬や人やおもちゃには興味がないのでなにも好きではないのかと思ったら、ごはんにだけは犬が変わったようになります。
ごはんの準備をしている段階で「クーンクーン」と鳴いてしっぽを高速フリフリ!息を荒くしています。そして一粒残らず食べ、一切の食欲不振はなしで現在まで不屈の食欲を見せています。
しつけでのエピソード
しつけに関しては、全くできていない状態でしたが「待て」だけでもと根気よくごはんの時に教えています。
ごはんの時は興奮して「すぐ食べたい!」と我慢できないようでしたが、いまでは強い眼光でごはんを見ながら少し待てるようになりました。先は長いですが、他にもおすわりなどの基本的なしつけもしていきたいと思います。
トイレはもともと覚えていたのかシートの上を選んでしているようで、シートでしたら強くほめるを繰り返していたらすぐに上手にできるようになりました。
うちのジャックのここが可愛い!
すべてが可愛いですが、特に可愛いのは1本しか犬歯がないので気を抜くと舌がでてしまうところです。
朝起きて舌をしまい忘れていたり、寝ているときに気が抜けて舌がでていたり…様々なタイミングで舌がでてしまいます。
写真を撮った時に舌が出ていると、よく可愛いとほめられます(私もそう思います!!)。
うちに来てずっとクレートの中を好んで寝ていましたが、最近はベッドのそばで横になって寝てくれるようになりました。
試しにベッドで寝かせると私の場所を占領して横になってくれます。本当にかわいいです。
横になったときにおなかをなでるとゴロゴロスリスリしてもっとなでろと言っているようで、だんだん甘えんぼになってきてくれているのが親心をくすぐります。
寝ても覚めても可愛い可愛い愛娘です!
実際に飼ったからこそオススメできるジャックラッセルの魅力
ぴあちゃんは他の多くのジャックラッセルのような遊びや活発さは見られませんが、小柄ながら素早い走りを見せてくれます。
また、顔やフォルムが格別可愛らしいだけでなく短い脚が一生懸命動くのも可愛いです。ぴあちゃんはおなかに黒い斑点がないですが、たいていジャックのおなかには黒い模様があって、それもまた転がったときに見られる可愛さが増えます。
また、ジャック座りと呼ばれる独特な座り方が特に愛らしく、ずっと見ていたくなります。さらになんでも着こなすカリスマ的可愛さです。
ジャックラッセルを飼ったら毎日いろいろな表情を見せてくれるわんちゃんにメロメロになること間違いなしです!
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