名前:ムック(男の子)
年齢:7歳

 

家族構成:私、母、ジョン(MIX・14歳)、モネ(トイ・プードル・13歳)、ムック

ムックとの出会い

プードルとゴールデンをかけ合わせたゴールデンドゥードルという犬種がいると知ったのは、オバマ前大統領が娘さんの愛犬にGDを検討しているというニュースを見たのがきっかけです。

 

私の好きなプードルと母の好きなゴールデンをかけ合わせた犬種がいる、それぞれの特徴を兼ね備えた犬種なのだろうかと、色々と調べていきました。

 

そんなある日、ネットの中でのちにムックを迎えることになるブリーダーさんのホームページを見つけました。何日か悩んだ末、電話をかけて、ドゥードルの事や一緒にスポーツをしたいのだけれども可能かどうか疑問に思う事を全て質問しました。

 

でもそんなに色々な質問に答えてもらった後でも、すぐには結論を出せませんでした。

 

結局ムックを迎える入れることを決めたのは、初めての電話から半年後のことでした。

 

 

なぜゴールデン・ドゥードルを選んだの?

他に比較していた犬種は

ムックを迎え入れる前に、雑種のジョンとディスク競技をやっていました。だから次のワンコとも一緒にやりたいという思いがありました。

 

その思いを知っている人からは、ボーダーコリーを勧められましたが、わたしの中でボーダーコリーには“家庭犬”というイメージがなかったので、選択肢の中には入りませんでした。

 

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迎える準備はどうしたか?

我が家には既に大型犬(MIX)のジョンと小型犬(トイ・プードル)のモネがいたので新たな準備をすることもなく、ムックの到着を待ちました。

 

ご飯の選び方と選んだフード

ムックのフードは、先住犬のジョンやモネが食べていたビルジャックを一緒に与えました。今は、Tim`sを与えています。

 

ビルジャックを与えてみてどうだった?
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迎えてみて実際どうだったか?

ムックを迎え入れる時から一緒にディスクをやりたいという思いがあったので2回目の予防接種が終わったらすぐにワン学校とクラブに通い始めました。

 

あまり小さなうちからスポーツをさせることは、成長にもよろしくないということで徐々に慣らしていく感じでした。

 

特にゴールデンの血が入っていると言うことで心配したのは、股関節の発達です。1歳を迎える頃に股関節に問題がないかどうか念の為にレントゲンを撮ろうと思いました。

 

でも当日、脱糞するほど拒否の意思を示しました。獣医さんの「全身麻酔をかけてまでレントゲンを撮る必要はない」との判断から撮るのを止めました。

 

 

先住犬と同じくドッグスポーツデビュー

それから1歳も過ぎ、デイスクの練習も徐々に本格化し始めたのですが、ジョンの様に楽しんでいるという風には見えませんでした。

 

ディスクが当たると痛そうな顔をするのです。キャッチすることよりも跳んだりはねたりする方が楽しそうに見えました。

 

プードルの血なのか、ウサギのようにピョンピョン跳びはねるという感じです。そんな様子を見て、ムックが3歳を迎えた秋にデイスクを止めて、アジリティに挑戦していくことを決めました。

 

そして、新たにアジリティの先生に習うことになり現在に至ります。

 

アジリティでは、オビディエンス(服従訓練)をとても重視するので、自由奔放なムックには必要な訓練だったと思います。

 

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想像とのギャップはあった?

力が強い!

ゴールデンの血のせいか、引っ張る力が半端ではなく強いです。突然、スイッチが入るので転んだことが何度かあります。
犬の扱いに慣れた男の人でも引っ張ってあわやということがあったので力の強さは折り紙付きです。

 

正直なところ、ここまで力が強いとは想像していませんでした。

 

その力は、突然発揮されることが多いので要注意です。葉っぱが転がった、カラスがいたなどと言う理由で突然走り出すので、散歩では気が抜けません。
さすがに7歳にもなったのでかなり落ち着いてきましたが、3歳くらいまでは大変でした。

 

また、毛が抜けないことが長所なのですが、抜けないと言うことはトリミングが必要な毛質なのです。冬に毛玉が半端なくできました。

 

それを上手く処理できなかったので、冬を越えて春になった時に体中に毛玉ができ、まるでライオンの様にカットすることになってしまいました。わたしの油断が生んだ失敗です。

 

 

しつけ

ワン学校でずっとお世話になっているのですが、そこで得た『犬にとって嫌な事が起こったらトリーツを与えること』という教えが、我が家にとってはとても良い効果をもたらしています。

 

ドライヤーをかけながらトリーツ、雷や大きな音が鳴ったらトリーツ、ハウスしたらトリーツ、と言う風に嫌がるであろうと想像される場面では、トリーツを与えるようにしてきました。

 

トリミングに出しても、非常によい子でいるとトリマーさんにも褒められています。もとろん、獣医さんの診察台に上がっても大人しくしています。先住犬のジョンは、トリーツが全く使えませんでした。トリーツが使えると、訓練の幅が広がります。

 

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ゴールデン・ドゥードルのここが可愛い!

中に人間が入っているのかも

わたしの好きなプードルと母の好きなゴールデンとのMIXということで迎えたムックですが、憎めないとても可愛いワンコです。

 

ムックのブリーダーさんは、優れた使役犬(介助犬、聴導犬、盲動犬、セラピー犬など)になる子達だよとお話されていたのですが、そのお話の通りとても人間くさいワンコです。仕草や行動が人によく似ています。

 

枕にして寝ても知らない顔をしてそのまま寝ています。キッチンで料理をしていると、キャベツくださいなと何度ものぞき込みにきます。
また、アジリティの練習をしていて失敗したら、「あら、間違えちゃったかな?」と言う感じでそうっとわたしの左側につきます。

 

嫌な時には嫌そうな顔、嬉しい時には嬉しい顔をするのです。
同じGD(ゴールデンドゥードル)を飼ってるオーナーさんと話をすると必ず出てくるのが「この子達って背中にファスナーがついていて、中に人が入っているよね。」と言う言葉です。

 

幼稚園児が出てくるときもあれば、おじさんが出てくることもありますが、人の心をよく読み和ませるのです。
強い犬を好む人には向かないと思いますが、ともに日々の生活を楽しみ、パートナーとしてワンコと暮らしたい人にはお勧めのワンコです。

 

 

関連カテゴリ:飼ってよかったと思うワケ

 

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