
手作りごはんができるママはわんちゃん思いで素敵♪でも、大変そう…。お手軽な手作りごはんってないかしら?
※この記事は「Fanimal Market」にて販売中の商品紹介記事です。
こんにちは、Fanimalライターの ピピ子 & ちび丸です。
日頃からいろんなわんちゃんブログを拝見するのですが、手作りごはんを作っているブロガーさんって素敵ですよね。愛犬への溢れる愛情を感じてしまいます。
ピピ子はと言うと、チワワのちび丸にドライフードしかあげていません。実は、人間のほうの息子が飛び抜けた偏食の持ち主で、栄養のバランスが取れているのかいつもヒヤヒヤしているのです。ちび丸の栄養バランスはドライフードメーカーさんがバッチリ考えてくれているはずだから大丈夫だ、とおまかせ状態なのですが、ちょっと良心も痛んだりして。
要は自分で栄養管理ができるか、そして続けられるかどうかも心配で自信がないんですよね。でも憧れも捨てきれません。そこで、手作りごはんのメリット・デメリットから改めて考えてみることにしました。
■手作りごはんは安心できることがたくさんある!
手作りごはんは食材を自分で選べるので、産地や鮮度を確認できて安心だし安全、かつ新鮮。調理してすぐ食べさせますから、保存料などの添加物が含まれる余地はありませんしね。生の食材を使えば、ドライフードにはない酵素が摂れます。ドライフードには含まれませんが、手作りごはんで煮込み料理などを作れば食事で水分が摂れます。アレルギーがあるわんちゃんには、アレルゲンを除いた“除去食”が作りやすいというのも利点です。
■しかし、手作りごはんは難しいところもいろいろある
まず、人間が食べることができてもわんちゃんにとって危険な食材を絶対に混入させない注意が必要です。ドライフードのような栄養管理やカロリー計算は難しくなりますので、わんちゃんの健康管理に不安を抱く方もいるでしょう。調理の手間が増えるので、継続していけるのか自信がない方もいると思います。食材によってはドライフードよりコストが多くかかるかもしれません。また、ドライフードのほうが歯石がつきにくいとも言われています。
災害時や入院時などの非常時には、ドライフードを食べてもらう必要が出てくるかもしれませんが、手作りごはんに慣れてしまうとドライフードを受け付けなくなってしまう子もいるようです。手作りごはんは長期保存もできないので、こういった場合に困ってしまう可能性があります。
■完全なる手作り食の最初の一歩!気軽に始められるお手軽“トッピング”
手作りごはんのデメリットを考えると、真剣に家族のわんちゃんの健康を考えすぎるあまり、足踏みしてしまう方もいるかもしれませんね。「いきなり手作り食を始めるのはハードルが高い」というピピ子と同じ不安をお持ちの方も、“トッピング”なら気軽に始められそうですよ。
普段のドライフードで基本的な栄養バランスは保ったまま、そこに一品加えたり、ふりかけたりするのが“トッピング”。栄養管理の負担や調理の手間が軽くなったり、強化したい栄養素を含む食材やサプリ、ふりかけなどをプラスして、わんちゃんにも楽しいお食事時間を提供できたりと、いいとこ取りなのです。
■「【北の極】犬の手作りごはん・旨みたっぷりのエゾシカ肉のポトフ」は、無添加にこだわったレトルトのトッピングにもなる手作りごはん!
今回もFanimal編集部さんからいただきました。初めてのわんちゃん向けレトルト食品です。パッケージの写真のポトフが、「ちび丸にはあげないで、私が食べちゃいた~い」と思ってしまうほど、とってもおいしそう!
でもレトルトって、保存料とか添加されているんじゃないの?と懐疑的な目で説明を読んでみると、着色料・香料・保存料は無添加!素材はすべて北海道を中心とした国産限定。原材料欄に書かれているのは「エゾシカモモ肉・シカ肉スープ・にんじん・じゃがいも・キャベツ」とこれだけ!HPにも、「保存料や酸化防止剤などの添加物は一切使用していません」と明言されており、これはとっても安心ですね。
家で作る手作りごはんは冷凍して少ししか保存できませんが、レトルトなので常温で長期保存もできますし、そのまま食べさせてあげられます。非常持ち出し袋にストックしておきたいわん!
エゾシカ肉は高タンパク・低カロリーで、低アレルギー食材としても知られています。このメーカーさんでは臭みを残さないように、野生のエゾ鹿をしとめてから3日間血抜きをしているそうで、ヒューマングレードな素材の扱い方をしてくれているのがうれしいですね。同じ鹿でも、北海道の原野に生息しているエゾ鹿というのが、また安心できます。しかも鹿肉ってスーパーでは売っていないので、必要な分だけ入っているこのような調理済み商品って、とても便利でありがたいです。
■我が家もついにかんたん・手作りごはんに挑戦!
「特別な日のメニューとして、手作り食トッピングメニューとして最適です!」とパッケージに謳っておられるので、ちび丸にはまず特別ディナーとしてポトフのみを3/4与え、残りを翌日のトッピングメニューとしてドライフードにかけて与えることにしました。
レトルトを開封して耐熱皿に流し込みます。人間用のお皿に入っていると、ますますおいしそうなポトフちゃん。エゾ鹿肉・お野菜共におよそ2cm角でしたが、念のため1/4ずつに切りました。考えてみると、角切り肉も、にんじん・じゃがいも・キャベツも、スープもちび丸には与えたことがありません。うまく食べられるかな?
温めなくてもよいそうですが、ちょっとだけレンジで20秒ほどチンしてみました。温めたら、あっさりしたいい匂いがしてきました。ちび丸が気づいたらしく、「ぐぅ~ぐぅ~ぐぅ~」と聞いたことない声で鳴き始め、ハウスからキッチンまで飛び出してきました。まるで「なにソレ?うまそうな匂い!堪えられない~!」と言っているようでした。
一部をタッパーに入れて冷蔵保存し、残りをちび丸のいつものごはん皿へ。その間も、視界の隅でちび丸が喜びのあまり、ずーっとグルグルグルグル回っています。放っておくとおでことかをぶつけちゃうので、ここで「ハウス!」
ごはん皿を持ってハウスへ行くと、ジリジリしながらちび丸さんが伏せて待っていました。「よしっ!」と声をかけると、意外とガッつくことはなく、スンスン調査に入りました。「フムフム、カクカク、シカジカ、これは鹿だな」と言っているかどうかはわかりませんが、戸惑い気味。
そうね、お母さんもいきなりフルコース料理とか出されたらどうやって食べればいいのか悩んじゃうと思うよ。
ちび丸、満を持してスープから食べ始めました。最初は飲むスピードがゆっくりだったのが、ドンドン加速してスープだけフィニッシュ!お口の周りをキレイに舐めまわしてから、視線はお肉へ。恐る恐るパクッと口に入れるも、ポロッと落ちちゃう、入れては落とす、を3回くらいやってから、困った顔でピピ子を見る。「初めてなんで、正しい食べ方がわかりませんけど~」
そうだよね、ドライフードかお腹を壊した時のペースト状療養食しか食べたことないもんね。角切り肉を噛み切るとかしたことないんだよねえ。しかし戸惑うことはない!もう一度お口に入れよう!噛んでみよう!GO!GO!ち・び・丸~!とピピ子がチアダンスを踊りだすと「…付き合いきれません。もう頼りません」と冷めた雰囲気でお食事に戻り、お肉を咥え、ちょっと上を向いてニッチャ、ニッチャと上手に噛み始めました。やればできる子だねえ~!
その後、にんじん、じゃがいも、キャベツもそれぞれ長~い調査の後、ゆっくり味わって一通り素材を確認すると、ペースアップしてガツガツ食べて完食しました!ドライフードだといつも“丸呑み”っぽいちび丸ですが、柔らかい素材をよく噛んで食べてくれるのってお腹にも優しそうですね。
翌日、ドライフードに残りのポトフをトッピングして食べてもらうことにしました。レンジで40秒ほど熱すぎない温度に温めてドライフードにかけた時、ちび丸を見たら、二足歩行で右に左にハワイアンダンスのようなステップを踏んでる~。うれしいんだね~、食べたいんだね~。
ドライフードに合わせて、具材をもう少し小さく刻んでみました。ハウスで「早く、早く、とにかく早く!」とプルプルしながら伏せているちび丸さん。「よしっ!」の声で今日はガツッとスープを飛ばしながら喰いつき、よぉく噛んで味わってから、また次の一口をガツッ、モグモグモグ…と、もう戸惑うことはなく昨日より早く完食!満足そうにお皿を舐めていました。また近いうちに食べようね~。
トッピングなら手間もかからない上に栄養の偏りもあまり心配がなく、気軽に始めることができました。愛するわんちゃんが普段のごはんに飽き飽きしてしまっているなら、トッピングは食欲を取り戻すきっかけにもなりそうです。
トッピングの内容を選べば、特に補強したい栄養素だけ加えることもできますね。ちび丸にとっても、いつもと違う食感の食材に出会えたことは、シニアになって少なくなってきた新鮮な刺激にもなり、よかったと思います。
喜んでくれた姿を見て、もっといろいろトッピングから研究していこうと思いました。
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