名前:モネ

年齢:13歳

 

家族構成:私、母、ジョン(MIX/14歳)、モネ、ムック(ゴールデン・ドゥードル7歳)

 

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出会いのエピソード

中型犬のジョンはいたのですが、先住犬のトイプードル(デージー)が亡くなって以来、あの両腕に抱えることのできる可愛い小型犬を忘れることができなくて、あちこちのペットショップにトイプードルを見に行きました。

 

ところが、ちょうどその頃は、トイプードルが人気を博している頃で店頭にはなかなかいませんでした。

先住犬を購入した店舗に問い合わせても、余りにも価格が高くて仕入れる事ができないことや、予約をしたら取り寄せるけど、必ず購入することが条件だと言われました。

見ることさえ叶わないのかなと諦めきれない気持ちでいました。

 

そんなある日、移動ペットショップがやってくるという情報を教えてもらい、ダメもとでも良いからと行ってみたところ、真っ黒なモネがいたのです。先住犬が亡くなって2ヶ月後のことでした。

 

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迎える準備はどうしたか

デージーの毛色はホワイトだったのですが、モネはブラック。

本当は、ホワイトの子がいればと思いながら探していたのですが、出会ったのはブラックでした。

 

犬について多少の知識を身に付けた今だったら、ペットショップから犬を迎えることに二の足を踏むかも知れませんが、ひと目見た瞬間、『うん、連れて帰ろう♪』とその日に連れて帰ってきました。

 

準備も何もありませんでした。

デージーがあまりにも突然に亡くなってしまったので自分の中では、その喪失感がとても大きかったのです。

だからモネを迎える必要はあったと勝手に思っています。

 

 

 

 

ご飯の選び方と選んだフード

余りにも突然に迎え入れたため、モネの為に用意した物はなかったのですが、デージーとジョンのおかげで困ることはありませんでした。

 

また、デージーは、食べることに興味がなく、フードやトッピングを様々工夫して与えたのですが、モネは超~がつく食いしん坊なのでどんな物でも食べます。

なので、ジョンと同じドライフード(ビルジャック)に鶏肉のボイルした物やキャベツ、サプリメントなどを混ぜて与えています。

 

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迎えてみて実際どうだったか

先住犬は、とても小さくて抱っこ犬というか愛玩犬と言う言葉がぴったりのワンコでした。

 

でもモネは全く違って、来たその日から家の中やソファに跳び乗るワンコでした。

わたしが知っていたプードルとは、全然違う元気いっぱいのワンコだったのです。

 

そしてジョンがしつけをお願いしたトレーナーさんが主催するデイスク&アジリティのクラブに入ることになり、モネもなんとなくアジリティを始めることになりました。

 

賢くて元気なモネは、あっという間にアジリティの楽しさを理解し、ハードルやスラロームもどんどんできるようになりました。

ソファからテーブルに飛び乗るモネですから、シーソやドッグウォークなどのタッチ障害も怖がることもなくできるようになっていきました。

 

 

アジリティだけでなく、ボールのキャッチや受け渡しなどもあっという間に覚えていきます。プードルは賢い犬種と言われますが、その通りいろんな事をすぐ覚えていきました。

 

活発なモネだったのでデイスクも一緒にできないかなと考え、小さなデイスクで一緒に取り組み始めました。

 

少しずつ一緒にできることも増えましたが、雨で芝生がぬれていたりすると走らない、デイスクも濡れていたら咥えないなど、わがままなところもありました。

そんな気分屋なワンコではありましたが、デイスクやアジリティの大会にも出ました。怖いもの知らずだと思いますが、今となってはとても楽しい思い出です。

 

 

 

迎え入れてみて想像とのギャップはあったか?

最初のトイプードルは、食に対する興味がほとんどなく、食べ物を狙ってイタズラするということはほとんどありませんでした。

 

でも、モネは犬そのものの食欲と胃袋を持っていました。食卓に上ることはもちろん、カバンのファスナーも開けて中にあるものを盗み食いしました。

盗み食いをした物で私が忘れられない物が2つあります。

 

1つ目は、眠気覚まし用のガムです。ある日、突然、家の中の壁さえも登る様な勢いで走り回り出したのです。

元々元気印なのですが、テーブルには跳び乗るは、置いてある物はけ散らかすは、訳がわからずどうしたのかと思っているとガムの包み紙が落ちています。

ガムを食べたなと思い、かかりつけの獣医さんに電話をしたところ、カフェインの効果が切れたら治まるから様子を見るように言われました。

どれくらいの時間だったか覚えていませんが、そのうち落ち着きました。もちろん、次の日のウンチには白いガムの残骸が出て来ました。

 

2つ目は、私の鎮痛剤です。今でこそあの時はと書けますが、薬を食べた時は、生死の境をさ迷いました。

私がお風呂に入っている時に、カバンの中からポーチを引きずり出し、その中にあった薬を食べたのです。

 

夜の12時過ぎだったのですが、またまたかかりつけの獣医さんに電話をしました。

大至急連れて来るように言われ、モネとジョンを車に乗せて走りました。着いてすぐ、「何錠くらい食べたのか。」と聞かれたのですが、箱に残っていた数を覚えていない上に、ジョンも一緒に食べたかも知れないということで、状況はわからない事ばかりでした。

その後先生はすぐに吐かせたのですが、モネの胃の中では既に消化され出血が少し見られました。

 

鎮痛剤に含まれるイブプロフェインという成分は、ワンコの胃壁を溶かすのだそうです。

胃壁が溶け出しても治療する術はなく、モネの生命力にかけるしかないと言われました。

それから3日間の入院となりました。

 

幸い一命を取り止め元気になって退院することができましたが、入院中、顔を見に行っては涙しました。

今では、『モネは、本当に食いしん坊でね・・・。』と笑い話にできますが、その時は、心配でたまりませんでした。

 

薬には勝てませんでしたが、あれだけ盗み食いしてもほとんどお腹を壊すことがないのは、さすがというしかありませんでした。

13歳となった最近は、食べ物の好き嫌いが出てきて、無理にお菓子を盗もうとすることもなくなりました。

 

 

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「監督不行き届きだ。」と言われると「その通りです」としか言えないのですが、あの小さな体でファスナーを開けたり、回転椅子をテーブルに当てて自分が上がれるすき間を作ったりとその頭の良さに驚かされます。

 

モネには、人の食べ物を与えたことはなかったのですが、気づいたら人の食べ物を狙うようになっていました。

獣医の先生曰く「人が食べている姿を見ているだけで、食べ物と認識するよ。」とのこと。

小さな頭の中でどれほどの事を考えているかと思うと感心するばかりです。

 

 

うちの子のここが可愛い

小さな体と可愛らしい容姿に似合わず、状況を読み対処する能力、運動能力、経験値の高さ、肝の座り具合、そのどれをとっても素晴らしいです。

中型犬2頭もいる我が家ですが、その能力の高さからボスはモネです。小さいけれど侮れないモネなんです。

 

 

 

 

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