
日本犬の愛で方 第11回 しのちゃんとくぅちゃん(柴犬と猫)
今回ご紹介するのは、とっても仲良し、猫のくぅちゃんと暮らしている、豆柴のしのちゃんです。
写真を見ているだけで、流れる時間が穏やかになるような空気は、ご家族とくうちゃんが寄せるポカポカとあたたかな愛情で作られているみたいです(^^)。
1.しのちゃんとの出会い
約6年前、職場からの帰宅中に、反対車線の真ん中を走って大渋滞を起こしていた犬を保護しました。
キツく締められた革の首輪が腐り、そこから全身に皮膚病が広がり、毛が抜け、皮膚が赤黒く変色した状態でした。長く野良生活をしていたらしく、すでに老犬だったので、うちで飼うことにしました。
しのちゃんとくぅちゃんの出会い
しのを迎えて一年後、玄関前の廊下にいた くぅが、少し開けていた玄関扉の向こうを通った しのを見て一目惚れしたのが始まりでした。
実家では、庭の犬小屋でしのを飼っていましたが、天気が悪い日や冬の夜は玄関の中で寝かせていました。
しのが家に入ると くぅがなんとか仲良くなろうと、必ずそばに来てしのに近づいたり触ろうとしていました。
でも実はしのは猫が苦手で、ちょっと触ると嫌がって逃げていました。
寝ているしのに、くぅがそーっと近づいて気づかれないように添い寝したりしていました。
4年半前に引っ越してから室内犬になったしののそばに、嫌がられてもめげずに傍にいたくぅに根負けしたのか慣れたのか、だんだんとしのもくぅを嫌がらなくなりました。
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2.家族との関係
認知症になり表情が乏しくなりましたが、頭を撫でたり、寝ている時に体の向きを変えた時に、口角を上げてニッコリしてくれます。
また、声をかけた時にはホッとした顔をするので、そんな時には信頼してくれてるんだなぁと感じます。
3.暮らし
ご飯
ゴハンは固形が食べられないのでウェットフード中心です。病院の先生から「ウェットはドライより栄養が低く、痩せてしまうので総合栄養食を食べさせてください」とアドバイスいただき、皮膚の療養食(z/d缶)と総合栄養の表示があるものにしています。
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お散歩
もう外では介助なしに歩けないため、たまに庭や家の前でひなたぼっこをしています。
日があるときは 太陽の光でテンカン発作が起こしやすいので、犬用のサングラスをします。
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健康について心がけていること
とにかく今以上 痩せないように気をつけています。また、寝たきりにならないように、足がフラフラでも なるべくたくさん歩くよう頑張ってもらっています。
4.しのちゃんの愛で方
一番好きなところ
首のお肉がかわいく気持ちいいので、お座りしている時に つい、モミモミしたり頬ずりしてしまいます。
寝かせる時は耳元で
「ずっとそばにいるからね」
「いい子、大丈夫、頑張ったね」
など声かけしながら顔にキスしまくってます。
一番好きなところはキラキラして、少しタレている瞳です。
してあげると喜ぶこと
首の後ろや頭を撫でるとニッコリしてくれる時があります。
また、首の後ろを温めると気持ちいい顔をします。
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5.しつけの苦労
クールで賢く、おとなしい子でしたが、散歩中に他の犬に吠えることがあったので、吠えないためのしつけを色々調べました。
また、散歩の時以外は退屈だろうと思い、たくさんの おもちゃを買いましたが、鳴くモノを怖がったり、遊ばなかったりしたので苦労しました。
結局 遊んでくれたのは、 隠したオヤツを見つける知育オモチャだけでした。
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