
「エアペット」でペットロス対策ー犬と好奇心を連れてゆく
公開日:2016/12/22
最終更新日:2017/07/11
こんにちは、Fanimalライターの金子&愛犬のジュウザです。
わんちゃんやねこちゃんが亡くなることは考えたくないですよね。
でもいつかはお別れが訪れます。
今まで紹介してきたエアペット。実は私のペットロス対策から始まったアイデアでした。
悲しいことは想像したくないけど……

私もぼんやりと想像したことはありますが、「今のなし!」とすぐ打ち消していたものです。不吉だなぁと……。
でもジュウザが11歳で体調を崩してからタイムリミットを感じるようになり、悲しい未来を考えることも増えました。ある意味、エアペットロスともいえますね。
飼い主の皆さんも考えたことがある方、きっといらっしゃいますよね。でもそこで想像を終わりにしないで、その先を前向きに考えてみませんか?
先住のペットが元気なときに考えておこう

いろいろな方に「金子さんはペットロスになりそう」と言われ、心配になったからです。でもエアペットで時間や出費を想像した結果、断念……。当時は元気いっぱいなジュウザで手いっぱい。
間もなく13歳を迎える今、元気じゃないときもあってなおさら手いっぱい!リアルな2頭目を迎えなくてよかったかも、と思っています。
ペットを亡くした飼い主さんの中には、ペットが生きている間は治療や介護が大変で、先のことまで考える余裕がなかったという方もいます。
ペットロスのことは、ペットが元気で余裕があるときに考えておくのも一つの方法でしょう。
未来に生まれる子犬をエアペットに!

そう思うようになったきっかけをお話しします。先日、お世話になっている甲斐犬のブリーダーから、子犬が産まれたという連絡があったんです。
もちろんいそいそと見学へ。子犬と遊んでいたら、ブリーダーの方を声をかけられました。
「今の犬はいくつ? 12歳か。いきなり子犬が来たらかわいそうだから、1頭でかわいがってください。
次はこの子が生んだ子犬をあげよう」と、メスのわんちゃんを見せてくれました。
将来の愛犬のお母さんといきなりの対面!2頭目を検討した時に断念したエア甲斐犬が現実的になり、びっくりしました。
その一方で、2頭目は無理だなぁ、ペットロスが心配だなぁ、といった悲しい気持ちがやわらぐ気がしました。
ちなみにそのわんちゃんはまだ生後8ヶ月。エアペットのエアお母さんですね(笑)
亡くなった先のことまで考えよう

ペットが亡くなることを考えると悲しくなります。でもそこで終わりにせず、もっと先のことまで考えてみてはいかがでしょうか。
私は未来の子犬をエアペットとして想像することで、前向きになれたと思います。
もしかしたら「愛犬が生きているのに次の犬なんて……」と思う方がいるかも?
以前は私も同じ気持ちでしたが、次の犬はまだ生まれていないエアペット。罪悪感を持ったり、縁起の悪さを感じたりすることはありませんでした。
先住のペットと多頭暮らしをするなら、2頭目は相性などが大切になります。
でもエアペットなら、それを考えなくてもOK。良いところもあるんですよ。
とはいえ、ジュウザにはしぶとく長生きしてもらいます!
我が家のエアペットが現実になるのはまだまだ先。皆さんのわんちゃんやねこちゃんもそうでありますように。
もしペットロスを思い浮かべて悲しくなったら、エアペットも想像してみてくださいね。ちょっとだけでも前向きになれるかもしれませんよ!

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