みなさん、大佛次郎という作家をご存知ですか?

あの『鞍馬天狗』シリーズの作者として有名で、他にも児童文学や戯曲など、あらゆるジャンルの文学を生み出した日本を代表する作家の一人で、1964年には文化勲章も受章。

そんな大佛次郎のもうひとつの顔が「愛猫家」。

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「猫は、生涯の伴侶」

とは大佛次郎の言葉。

いつも数十匹の猫に囲まれて暮らしていたといいます。

そんな暮らしの中で書いた絵本「スイッチョねこ」は自身の『一代の傑作』と自評したのだそう。同じ猫好きとして、その暮らしぶりにも興味が引かれるところ。

横浜に生まれた大佛次郎ゆかりの地にある「大佛次郎記念館」では「スイッチョねこ」の原画や、次郎が愛用した猫の手あぶり(中に炭を入れてあたたまる個人用の火鉢)、収集品の置物などが展示されているそう。

そんな大佛次郎記念館では

大佛次郎×ねこ写真展2017

を2月22日(水)から開催します。

会場では「大佛次郎×ねこ~いまじねーしょん」と題し、大佛次郎の書いた文章とねこ写真をコラボさせた写真展や、大佛次郎本人が撮った数々の猫写真などが見られます。

他にも一般公募作品の展示と人気投票など、猫好きのための面白い企画がたくさん。
文学と猫―いつの時代もつながりの深いこの2つが生み出す世界観にどっぷり浸りに行ってみるのはいかが?

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【開催概要】
●会場
神奈川県横浜市中区山手町113番地
港の見える丘公園内 大佛次郎記念館
TEL:045-622-5002 FAX:045-622-5071

●展示時間
10:00~17:00(入場受付は16:30まで)
休館日 毎週月曜日(祝日の場合は翌火曜)
3/13(月)~3/15(水)の期間

●入館料 高校生以上200円 中学生以下は無料
※横浜市在住の65歳以上の方は無料(濱ともカード等をご提示ください)
※障害者手帳をお持ちの方と付添1名は無料(手帳をご提示ください)
※毎月23日(市民の読書の日)と第2・第4土曜日は高校生無料
※20名以上の場合は、団体割引150円

【アクセス】
●所在地
みなとみらい線で:
元町・中華街駅下車(5番または6番出口)徒歩8分
バスで:
神奈川中央交通バス11系統、市営バス20系統、市営バス「あかいくつ」
いずれも「港の見える丘公園」下車徒歩約2分
JR線で:
石川町駅下車(元町口)徒歩20分

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主催:大佛次郎記念館(公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団)
共催:ジャパンクリエイト株式会社

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