先日獣医師の阪口先生と話していると「猫は空間をともにする生き物だよ」と教えてくれました。なんとなく同じ空間にいて、なんとなく波長があったときだけ人と猫が触れ合ったり、遊んだりする。犬としか暮らしたことのない榎本の頭に疑問が浮かびました。「寂しくないのかな」と。
「寂しいよ。寂しいから、猫との隙間を埋めるものが欲しくなるのかもしれないね」

阪口先生によるとそれが猫をモチーフにした雑貨、食器、服、本が多い理由なのかもしれないとのことです。そういえば、猫に関するものを集めている人って多いですよね。

猫に関してはまだまだ勉強が必要です。

2月はどうやら猫のイベントが多いようです。理由は簡単。
2月は“にゃん”月
つまり、2月2日は“にゃんにゃん” 2月22日は“にゃんにゃんにゃん”だからです。

今回の取材先は「ねこまつりat湯島」です。
開催期間は2017年2月15日~3月5日まで
梅まつりで賑わう湯島天神の近くのお店6店舗が参加して期間限定の商品を出したり、スタンプラリーをやったり、ワークショップを開いたりしてます。

もっともっと猫の奥深い世界を知る機会です。
さて、猫好きのみなさんがどうやってその隙間を埋めているのか知りにいきましょう。

【王冠印雑貨店】

ねこまつりat湯島01 | Fanimal(ファニマル)

まずは王冠印雑貨店さんからです。
代表の海老原さんにお話を聞いてきました。

海老原さんはねこまつりの主催の方でもあります。
海老原さん「下町を歩いて猫に会うとほっこりした嬉しい気持ちになりますよね。そのイメージがまずありました。そんな気持ちでお店を巡ってほしいなと」と想いを語られました。

2年2か月前にこのお店がオープンして、その半年後くらいに保護猫カフェ“ネコリパブリック東京”さんが開店し、せっかくだから何かやりたいねと話しをしていたときにねこまつりの構想が出たそうです。
「第1回目は3店舗だったんですが、4回目のいまでは6店舗になりました」

海老原さんは王冠雑貨店をオープンされる前はTシャツのデザインなどをして生計を立てていたそうです。
お店で扱っている商品にはそのセンスの良さが溢れています。
「ただ可愛い」というよりは、少しエッジの効いた毒があって可愛いものが多いです。
「滅多に取扱いのない作家さんの1点ものもありますよ~」とのこと。

ねこまつりat湯島02 | Fanimal(ファニマル)

いい表情しているでしょ?
“作家:白亜器”さんが作っている猫香炉です。上半身をあけるとお腹の中にはお香立てがあります。
お香を焚いて上半身を被せると口から煙がぷか~っと。まるでふてぶてしい猫がキセルを楽しんでいるよう。こちらはオーダー商品で現在数カ月待ちなんだとか。

ねこまつりat湯島03 | Fanimal(ファニマル)

ねこまつりat湯島04 | Fanimal(ファニマル)

ねこまつりat湯島05 | Fanimal(ファニマル)

海老原さんのおすすめを聞いたところ“可愛革(かわかわ)”さんを選んでくれました。
パスケースはスイカを入れるとペンギンが右下の穴から見えて猫とペンギンが仲良く歩いているように見えます。そして、この財布!!一点もので手が混んでますよね。

海老原さん「お金を払うときに“なにそれ、可愛い!!”と言ってもらえる財布です。昔の商店に多かったタバコ屋さんをモチーフにした古き良き昭和を思わせるデザインがいいですよね」

ねこまつりat湯島06 | Fanimal(ファニマル)

ねこまつりat湯島07 | Fanimal(ファニマル)

そして僭越ながら榎本おすすめはこちらです!
“陶器屋スピコ”さんの作品です。この表情といったらもう…たまらんです!

こんなキャンドルホルダーに1日の終わりを癒されたい…。
そして、一輪挿しのにゃんこには笑ってしまいました。

この他にも本当に可愛い雑貨がずらり!!

おっと忘れるところでした。スタンプラリーをやっているんですよね。
押してもらわないと。
6店舗でスタンプをもらうと可愛いしおりが一枚もらえます。
(ごめんなさい、スタンプ滲ませてしまいました…)

他のお店も楽しんでくださいね。と声をかけられ次の店舗へ。

 

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