人の健康を考える仕事から、ペットの健康を考える仕事へと舵を切ったFanimal 谷田大輔会長が、「犬と人とのコミュニケーション」をテーマに活躍中のドッグトレーナー・三井翔平氏へ、犬と人とが築くべき関係性から、触れ合うことで起こる変化まで様々な角度からペットに対する考えを伺った。
犬がもたらす健康効果とは?正しい犬のしつけ方とは?

【三井翔平】ドッグトレーナー、学術博士

麻布大学大学院獣医学研究科博士後期課程にて犬と人のコミュニケーションにおける内分泌について研究を行い博士号を取得。
その後ドッグリゾートワフ専属チーフドッグトレーナーを務め「ザ!鉄腕!DASH!!」をはじめとしたTV番組にも出演。犬のしつけ要素をゲームに組み込んだK9ゲーム®のジャッジも担当していた。
現在はスタディ・ドッグ・スクールのスタッフとして活動を拡大しながら、飼い主指導や後進の育成を行っている。
2016年には世界的なドッグトレーナーの資格である CPDT-KA(Certified Professional Dog Trainer – Knowledge Assessed)を取得。
Fanimalでは連載コラム「犬と人とー共に生きる」で犬と人が社会で真に共生していくために必要な意識とコミュニケーション方法を提案している。

少年と仔犬たち | Fanimal(ファニマル)

トレーナーが携わっているのは、山ほどある問題の一角


ーどのようにドッグトレーナーになられたんですか?

実は僕、大学に入るまで犬を飼ったことがなかったんです(笑)。動物の行動に興味があったので、大学では、はじめは猿の研究をしていたんですね。刺激を与えた時の反応を観察したり、体の物質を測ったりしました。
そのうち犬も研究対象になってきまして、研究を重ねるうちに、行動学をしつけに生かすことが必要とされていると感じ、トレーナーを始めました。


-日本にトレーナーはどのくらいいるのですか?

統一資格が無いので名乗ってしまえば誰でもなれるのが現状です。団体ごとに資格の基準がバラバラなので正確な数はわかりません。どんなに多く見積もっても2〜3万人いればいい方かな、と。

しかし、トレーナーのところに来て教わろうとする飼い主さんは、意識の高い飼い主さんか、実際に何かすぐに解決しなくてはならない問題に直面していて切羽詰まった方が多く、犬を飼育している全体から見たらほんの一部だと思います。

しつけは問題が起きないようにするためのことですので、情報が十分に行き渡るようになったら、トレーナーを必要とする人が増えるかもしれませんし、正しい情報が行き渡ることによってひょっとしたら自分の犬も問題があるのかもしれないと気づく人が増えていくかもしれません。

3世代家族と犬 | Fanimal(ファニマル)

次は三井氏の考える「犬とのつきあい方」について聞く。

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