みなさん吉祥寺の「ハーモニカ横丁」をご存知でしょうか。吉祥寺駅の目の前に広がる路地裏のような商店街がそれです。ここは戦後に出来た闇市の名残なんだそうです。

 

「住みたい街」として名高いおしゃれな吉祥寺のイメージとはガラッと変わって、細い路地に小さな店がぎっしりと詰め込まれた、まさに昭和の時代を思わせる空気が漂っています。

 

ちなみに「ハーモニカ横丁」の名前はハーモニカの吹き口の四角い穴がぎっしりと並んだのに似てるという事から来ているんだとか。 (「ハモニカ横丁」と呼ばれることもあって、通りの各入り口に掲げられている看板にも両方の表記が混在しています。)

 

coco's sweets0 | Fanimal(ファニマル)

 

この横丁、実は雑誌で特集が組まれるほど美味しいお店やおしゃれな飲み屋さんがたくさんあり、結構な人気スポットです。

 

そんなディープな飲食店街とも言える路地の一角に店を構える「Coco’s Sweets」さん。全て手づくりのワンちゃんのケーキ屋さんです。
たまたま通りがかった路地で、視線の端っこにわんこのシルエットらしきものをかろうじてキャッチ、一度は通り過ぎましたがどうしても気になって路地を戻っての出会いでした!なんてラッキー!

 

coco's sweets1 | Fanimal(ファニマル)

 

私のわんこセンサーが反応したのはこちらの看板。オーナーの高橋さんの愛犬Cocoちゃんを描いてもらったそうです。

 

高橋さんが「Coco’s Sweets」を始められたのは愛犬Cocoちゃんがある日買ってあげたケーキを全く食べず、気になって匂いや味をご自身で確認して「えっ…これは食べるわけない!」と思った事がきっかけでした。そうです、おいしくなかったんです…。

 

そんな事があってワンコ用ケーキ作りを始めた頃、ちょうどこの横丁で熱帯魚店を営んでいたご両親が店をたたまれる事に。そこで店の一部を譲り受けて(残りのエリアは現在パスタ屋さんになっています。)「Coco’s Sweets」が誕生しました。

 

coco's sweets2 | Fanimal(ファニマル)

 

元々お菓子作りが好きだったという高橋さんですが、ワンコ用ケーキとなると試行錯誤の連続。食材やレシピ、カロリー等は全て獣医さんにチェックしてもらい、もちろん人間が食べられる、本当に安全なものしか使わないと決めていました。

 

そんな真摯な気持ちがお客様に伝わり、徐々にお客様が定着してくれたのは開店してから3年ほどたった頃。

 

今では平日12時からの開店にも関わらず、ショーケースに並んだケーキは取材をしていた13時すぎにですでに売り切れ間近、残り数点という人気ぶり。取材中にも度々お客さんがやってきて「良かった!残ってた〜♡」と喜ばれていたのが印象的でした。

 

coco's sweets3 | Fanimal(ファニマル)

 

そんな人気店のオーナーである高橋さんに話を聞いていくと、わんこのケーキ屋さん以外の時間は「チームにくきゅう(肉球)」のメンバーとして活動していると教えてくれました。

 

「チームにくきゅう」は武蔵野を「住みたい街」から「住み続けたい街」をテーマにペットと人の暮らしをより豊かで楽しいものにするための活動をされているとの事。Fanimalの理念ともぴったりです。
具体的には災害救助犬のデモンストレーションなどを通して飼い主さんが有事の際に「ペットを守る」ために必要な知識などの啓蒙活動を行なっています。一緒に暮らしていくパートナーだからこそ本当に大切なことですよね。

 

「チームにくきゅう」さんの活動についても引き続きFanimalで発信していきたいと思います。

 

●チームにくきゅう公式 Facebook

 

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