
サルーキの性格・特徴・飼い方について知ろう 後編ー飼い主は見た!犬猫生態図鑑
<愛寿とルーチェにみるサルーキの食事>

●愛寿
・大食漢。よく何でも食べる。鶏肉・サーモン・さつまいも・アブラナ科の野菜好き。
・嫌いな物は、食事として出される鰯。骨がイライラするらしい。間食としてなら食べる。
●ルーチェ
・超偏食。好きな物は、自家製ささみジャーキー・サーモン・鰯・チーズ・煮干し・さつまいも。しかし、日によってかたよる。半日の断食はしょっちゅう行われる。
<愛寿とルーチェにみるサルーキの運動量>
散歩は1日1回だが、毎日約3〜5㎞程度で30分〜1時間程度。愛寿が全て決めているが、天候によって左右する。晴れていると良く歩く。視力が良いので景色も眺め楽しんでいるよう。
運動というより正にお散歩&探検と言った感じ。田舎に住んで、自然に囲まれている方がやはり良いと思う。
週に1回の放し飼いでの運動をさせているが、愛寿はルーチェが噛みつきながら追いかけて来るのであまり走りたがらないが、雪が積もると喜んで走る。暑いのも寒いのも苦手だが、雪は大好き。
<愛寿とルーチェに視るサルーキの意外な一面>
<サルーキと暮らすということ>

サルーキにかかわらず、犬と暮らすということは本の通りにはいかない。愛寿とルーチェの実態を見て頂いても分かる様に、同じ犬種を同じ環境で育てても性格も体質も異なる。
我が家は森の中での自然児生活。一般的なサルーキのイメージでは育てていない。筋肉も十分付いているので決して痩せてはいない。愛寿に至っては大食漢のためサルーキどころかタヌ―キ。ちょっと残念。
サルーキは、一番最初に人と共に屋根の下での生活を始めただけあって、家での生態は小型家庭犬。体重・食事量は中型犬。運動量は大型犬。「様々な犬種の生態を持ち合わせた犬」と言えるかもしれない。原種に近いのだから、ここから枝分かれしたと考えるとあながち間違えではないかも。
芸能人や著名人でサルーキを飼っている人は意外と高齢者が多い。都会での飼育の場合は、トレーニングを入れた上で散歩を共に出来る体力があり、時に放し飼いで運動させる事が可能なのであれば、家の中では大人しく悪戯も少ないので大型犬の中では高齢者にもお薦めできる犬種。
あくまでも、運動量を確保することがストレスを溜めない意味でも必須条件。イメージ優先で食事を減らしての体形確保はくれぐれも止めてもらいたいと思う。
■まとめ
意思表示が分かりやすいのでコミュニケーションが取りやすいが、見て見ぬふりはできません。
ずばり!サルーキは本気で犬の心と向き合いたい人におススメです!!
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