
【ニャンだこれ?事典】猫のさかり(発情期)と去勢・避妊手術
公開日:2017/03/22
最終更新日:2017/04/30
●猫の妊娠と出産
また妊娠1ヶ月を経過した頃からお腹のふくらみが目立ち始めるようになり、分娩直前になると攻撃的になったり床を掘り返す「営巣行動」などをとったりするようになります。
流産や胎児吸収などのリスクはありますが順調に行けば妊娠60日を過ぎた頃に出産。陣痛時に膣から透明な粘ついた液が分泌されますが、もしこれが緑色や茶色など色が付いていた場合は細菌感染の可能性があるため獣医に相談をしましょう。
出産時は人間が何か手を加える必要はありません。へその緒切りや胎児なめなどは親猫に全て任せます。
●猫の避妊手術
猫の去勢、避妊手術は生まれてから半年程度が経った頃、発情期が始まる前に行うのが良いとされています。オスは精巣を取り除き、メスは卵巣と子宮を取り除く手術です。不妊手術を行うと、尿スプレー行動や繁殖期特有の叫び声などがなくなります。
わが家のマンチカン(オス)とスコティッシュフォールド(メス)はどちらも発情期が始まる前に避妊手術を行いました。2匹とも尿スプレーや雄叫びを上げることはありません。オスのマンチカンは日帰り、メスのスコティッシュフォールドは1日入院。どちらも医療費は1〜2万円程度でした。

●去勢、避妊手術を行う上でのメリットとは?
【寿命が延びる】
また、猫にとってストレスは長寿の大敵と言われています。繁殖期はストレス多寡になるため、去勢、避妊手術をすればストレスをためる原因を取り除けます。事実、2013年にアメリカで行われた研究によると、去勢手術を受けた猫の方が統計的に長生きであったことが発表されています。

【性格がまろやかになる?】
確かに、我が家のマンチカン(オス)は、手術前はかなり甘えん坊で足下にスリスリ寄ってくる性格だったのですが、手術後は少しよそよそしくなった気がします。スコティッシュフォールド(メス)はその逆でいつでも走り回ってやんちゃだったのですが、手術後はおとなしくなり、眠くなると飼い主の膝元に乗っかってくるようになりました。
根拠はなくとも飼い主の多くが感じるのであれば何か関係があるのかもしれません。
●デメリットはどんなものがある?
【太りやすくなる】
【手術や麻酔によるリスク】
(まとめ)
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