ペタンと垂れた耳が特徴的なスコティッシュフォールド

スコティッシュフォールドいえばペタンと垂れた耳が特徴的です。そして、垂れ耳のスコティッシュフォールドによく見られるのが「スコ座り」と呼ばれるまるで人間のような座り方。「スコ座り」でキョロキョロとする姿は愛らしい限りです。今回はスコティッシュフォールドの耳についてまとめてみました。

スコティッシュフォールドの耳について0 | Fanimal(ファニマル)

【スコティッシュフォールドはなぜ耳が折れている?】

2016年、アメリカとオーストラリアの共同研究チームによって行われた調査結果によると、耳が垂れるのは「TRPV4」という遺伝子の1部である「V342F」が骨および軟骨の異常に関わっているということが判明しました。この遺伝子によって手足や足先の軟骨、耳の軟骨が変形したというのが現在、最も有力な説です。
人間の場合、「V342F」に異常があると扁平椎や胴体の短縮化などの症状が出ると言われています。ここで覚えておいて欲しいのは、スコティッシュフォールドの垂れた耳は私たち人間を喜ばせるためではなく、骨の形成異常であるということ、骨や軟骨に異常が出るのは耳だけではないということです。
ちなみに、折れた耳は外気に触れることが少ないので、伝染病などにかかりにくいと言われていますが、蒸れやすいため外耳炎に注意が必要です。

【スコティッシュフォールドは筋骨格系の病気になりやすい】

耳の折れたスコティッシュフォールドは手足の関節が変形する病気、骨瘤を患う可能性が高いことがわかっています。また、耳の折れたスコティッシュフォールドの多くが年齢を重ねるに従い、筋骨格の病気によって苦痛を伴うと言われているのです。
これはペットショップなどではあまり話題に出ない事実です。我が家では立ち耳のスコティッシュフォールドを飼っていますが、飼う前に獣医さんに聞いたところ、やはり骨の病気になりやすいということでお勧めはされませんでした。

【耳折れの子がするスコ座りとは?】

耳が折れたスコティッシュフォールドの多くが「スコ座り」というお腹を見せて両手足をダラんとするポーズをします。お腹の毛をグルーミングしたり、排泄後に股を掃除したりするためにほとんどの猫がするのですが、「スコ座り」と呼ばれているのはスコティッシュフォールドの多くに見られるからです。
なぜスコティッシュに多いのかというと関節が柔らかいからと言われていますが、関節の痛みを和らげるためという説もあります。手足の関節異常による痛みで香箱座りなどをしたくてもできないからだと考えられています。

スコティッシュフォールドの耳について1 | Fanimal(ファニマル)

【垂れ耳のスコティッシュフォールドを飼うなら覚悟が必要】

スコティッシュフォールドの耳は生後すぐには垂れておらず、生まれてから2、3週間経つと折れ始めます。すべての子猫の耳が折れ曲がるわけではなく、普通の猫と同様に立ち耳になる個体もいるため、生まれたばかりの子猫の里親になった場合、垂れ耳になるかどうかは運に大きく左右されます。ちょこんと垂れた耳はとても可愛らしいですが、垂れ耳のスコティッシュフォールドを家族に迎え入れるなら、筋骨格系の病気に注意が必要です。
関節系の病気は生まれてから半年程度でその兆候が現れると言われています。例えば、「高いところにジャンプできない」「足を引きずっている」「尻尾が硬くなっている」といった症状が見受けられたら注意が必要です。

スコティッシュフォールドの耳について2 | Fanimal(ファニマル)

我が家のスコは立ち耳なので「スコ座り」をすることは全くありません。猫を飼っている同僚からは「スコティッシュで耳垂れてなかったら、只の猫じゃん」なんて言われたこともあります。でも耳が垂れていなくてもまん丸な顔と瞳は丸顔好きな私にとっては十分に愛らしい猫です。

スコティッシュフォールドの耳について3 | Fanimal(ファニマル)

 

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