しっぽの形に歴史あり!?本に載ってないコーギーの生態

イギリス・ウェールズ地方には、コーギーが妖精の馬車を引いていたという伝説があり、コーギーの肩に残る白い毛は、妖精がのっていた証と言われています。
 
“飼い主さんの笑顔がペットの幸せ”と思い、そのサポートが出来れば嬉しいと、高齢犬・猫の訪問介護・介護相談をお仕事にされている方のお宅へFanimalライター万澄が取材に行って来ました。
 
ぽてぽて体型にぷりぷりお尻。コーギースマイル!の魅力をご覧ください。

 
コーギー1 | Fanimal(ファニマル)
 

コーギーの歴史

ウェルシュ・コーギーは、ペンブロークとカーディガンの2種類に分類されており、犬種名はそれぞれウェールズ地方の地名に由来しています。
 
同じウェールズ出身で外見もよく似ている事から同犬種として扱われてきましたが、先祖犬も歴史も異なる為、1934年別犬種として分類されました。
 

ウェルシュ・コーギー・ペンブローク

原産国:イギリス・ウェールズのペンブロークシャー地方
 
紅茶のCM出演により人気が高まった日本でお馴染みの犬種です。
 
正確な発祥は分かっていませんが、1107年頃、ベルギー北部に住んでいたフラマン人が、ウェールズのペンブロークシャー地方に移住してきた際、一緒に連れてきたという説が有力です。
 
しっぽは短く、耳の先端が尖っていて、がっしりとした体つきをしています。
 
しっぽは生まれつき無い場合もありますが、牧畜犬であった為、家畜にしっぽを踏まれてケガをしないように、生まれてすぐ断尾される習慣がありました。
 
本来は長くふさふさのしっぽがありますが、耳もしっぽも毛の色もキツネと似ていることから、間違えないように断尾するという説もあります。
 
しかし、現在いくつかの国では、断尾を禁止する法律が施行されています。古くからイギリス王室や上流階級との関りが深く、エリザベス女王が「ロイヤル・ドッグ」として現在も可愛がっています。

 

ウェルシュ・コーギー・カーディガン

原産国:イギリス・ウェールズのカーディガンシャー地方3000年以上の歴史を持つ古い犬種で、紀元前1200年頃、中央ヨーロッパよりウェールズのカーディガンシャー地方に移住してきたケルト民族によって連れてこられた犬が始まりと言われています。
 
しっぽは断尾する習慣がない為、長くふさふさしており、耳は大きく丸みを帯びています。体の大きさの割に足が短いので、頭が大きく見えてしまいます。
 
胴は長めで、体長がウェールズの1ヤードに相当していたことから「ヤード・ロング・ドッグ」と呼ばれていたこともありました。

 

コーギーの特徴・性格

両犬種共に、古くから牧畜犬として、家畜を外敵から守り牧草地へ誘導する仕事を任されていました。
 
足が短く背が低い身体は、牛の蹴りをかわし素早く動くのに適しており、また、噛み癖があると言われているのは、牛が群れから離れそうになると踵に噛み付き群れに戻していた行動が受け継がれていると思われます。
 
明るくて陽気・賢くてイタズラ好き・人間が大好き!
 
甘えん坊のペンブロークと比べて、カーディガンは落ち着いたしっかり者です。
 
ただし好奇心旺盛で動くものに反応するので、車やバイクに突進することもあります。お出かけの際には注意が必要です。

 

コーギーがかかりやすい病気

 

椎間板ヘルニア 〜運動と食事制限で予防〜

ジャンプ着地時の衝撃が背骨や首、腰に負担をかける事になるので、高い所な段差には注意が必要です。
 
また、肥満により骨に負担がかかる事も原因の一つなので、食事管理と適した運動量で太らせないようにしましょう。

 

変性性脊髄症 〜初期症状に要注意〜

原因は不明な点が多く、はっきりとした解明はされていません。個体によっては10歳前後から発症する場合があります。
 
腰がフラフラして、足がもつれてしまうなどの異変に気付いたら、早めに受診しましょう。

 

コーギーと生活するうえで気を付けたいこと

食べ物に対する執着は強く、食欲旺盛で太りやすい体質です。その為、飼い主による食事の調節と運動が必要です。
 
寒い地方原産の犬種なので、高温多湿の日本の夏は苦手です。冷房や除湿で快適な温度を保ってあげましょう。
 
また、夏場お散歩に出かける際には、地面と身体の距離が近いため照り返しに十分な注意が必要です。
 
もともと抜け毛が多いコーギーですが、毛が生え替わる春と秋には相当量の毛が抜けるので、念入りにブラッシングをして抜け毛を取り除いてあげましょう。
 
娘2人・ウェルシュ・コーギー2頭・Mix犬(保護犬)2頭の大所帯!
楽しく賑やかな毎日です。

 
コーギー2 | Fanimal(ファニマル)
 

うちのコーギー

うちのコーギーとの出会い

家を建てたら、犬と一緒に生活をするのが夢でした。家が完成するまで約半年。ワクワクしながらペットショップ巡りをしていました。
 
そんなある日出会ったのが“リク”。まだアパート暮らしということもあり諦めるしかない…と思い帰ろうとした時、娘2人が揃って「あの子じゃなきゃ絶対にヤダ!」と周囲もびっくりする程の号泣。
 
後日、「なぜあの子だったの?」と聞いてみると「運命」と返ってきました。
 
2年後想定外の事が…。買い物に行ったペットショップで“テン”と出会ったのです。
 
テンには先天性の病気がありました。病気があると分かっていてなぜ選んだの?と聞かれた事もあります。
 
犬に罪はありません。最期まで大切に、そして幸せにしてあげようと、みんなで相談して家族に迎え入れました。
 

コーギー3 | Fanimal(ファニマル)~小学生男子・リク 3歳~

「こら~~!」と言われる事に喜びを感じるやんちゃな男の子。
 
留守中に生米を大量に食べていました。
 
お米の袋に顔を突っ込んでいる姿を実際に見たら「こら~!」と言う前に笑ってしまいそうです。幸い下痢だけで済みました。
 
「自分は強い!」と思っているようですが、ケンカの仕方は下手です。
 
泳ぐことが好き。教えたわけでもないのに、川での初泳ぎから上手でした。水面にプッカリ浮かぶお尻が可愛すぎて大笑い。
 
大きな音が嫌い。夜お散歩に行った時、偶然花火が打ちあがり、びっくりした彼は猛ダッシュで自宅へ逃げ帰りました。
 

コーギー4 | Fanimal(ファニマル)~まだまだ赤ちゃん男の子・テン 8か月~

フラッフィーと呼ばれる長毛タイプのコーギーです。毛が柔らかく長いので、草の実や種まみれになり易いのが悩み。
 
やんちゃ盛りイタズラ盛りで、あちこち嚙みまくり…おもちゃを噛んでストレス発散です。
 
抱っこされる事が大好きで、ママ(私)をずっと見ている甘えん坊。いつまで見ていてくれるのかしら?とちょっと心配。
 
掃除機の音が大嫌い。掃除が始まるとクレートに逃げ込みます。
鼠径ヘルニアがあり、経過観察中なので注意して見ています。

 

うちのコーギー 姉妹兄弟

彼らは、長女のことを姉と慕い次女のことを守るべき妹と思っているようです。彼女達がしっかりと彼らのお世話をしてくれています。
 
コーギー5 | Fanimal(ファニマル)
 
お誕生日には姉妹がケーキを作り、みんなでお祝いです。あっという間の完食で感動している暇はありません。
 
特にリクは、食べる事が大好きなので、早食い競争なら1番です。
 
ある芸能人の方が「カレーは飲み物です」と言っていたのを思い出して、リクも食べ物は飲み物と思っているのかしら…?なんて。
 
太りやすい体質なのに食いしん坊なので、食べさせ過ぎには注意ですね。
 
コーギー6 | Fanimal(ファニマル)
 
やんちゃなテンのリクへの“かまって!かまって!”攻撃でゴングが鳴りプロレスごっこが始まります。
 
いつもリクに手荒くやられるのに、なぜか笑顔のテン。コーギースマイルですね。

 

うちのコーギーの生活

犬を迎えたらそうならざるを得ない“規則正しい生活”。トイレにご飯にお散歩と彼らを中心に時間が流れていきます。
 
それが心地よかったりもします。
 
そして気になる天気予報。晴れたら庭でたっぷり遊べるけど、雨が降ったら家の中。
 
お外大好きリクは、雨が降っても外に出たいと大騒ぎ。それにつられてテンも大騒ぎ。多頭飼いあるあるです。
 
今年はテンも川泳ぎデビュー予定です。川に浮かぶ2つのお尻を想像しただけで笑ってしまいます。

 

おしまいに

コーギー7 | Fanimal(ファニマル)
「動物は人間より早く死ぬから飼いたくない」という方もいらっしゃいます。
 
それでも、私は、動物と共に過ごす時間の素晴らしさ・残してくれる思い出は、どんなものにも代えられない程大切なものだと確信しています。
 
家族になってくれて、ありがとう。

 
 

関連記事

コーギーが断尾してるって知ってた?

ペットのストレスについて

しつけの前に知っておいてほしい事

犬を迎える前に知っておくべきこと

犬の予防接種で防げる病気

(Visited 365 times, 1 visits today)

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

関連記事

コリコリ食感がやみつきに!「砂肝」を使った犬ご飯~初心者から始める犬の手作りごはんVol.3

甲斐犬ジュウザのびっくり事件簿 サロンから脱走後、選挙へ/前編ー犬と好奇心を連れてゆく

ぷりぷりおしりが可愛いコーギー、実は「断尾してる」 って知ってた?

振り向いたらギックリ腰ー甲斐犬ジュウザのびっくり事件簿

愛犬ジュウザのびっくり事件簿 柴犬あるある①・女子のヤキモチ-犬と好奇心を連れてゆく