
猫と腎不全3-腎不全の症状と予防法
腎不全の予防って出来るの?
腎不全の予防についてはなかなか難しいところがあります。
絶対的に言えるのは水を極力飲んでもらう様に工夫をし、トイレも常に清潔にしてあげるのは必須ではないかと思います。
単に高級なプレミアムフードを食べさせてあげればいいのか?という話でもなく、早めから腎臓に配慮したフードにすればいいという訳でもないのです。
飼い主は日頃より
・尿の量や匂い
・口臭
・毛並みの状態
をチェックし、少しでも異変があれば獣医さんに診てもらう準備も怠らない事が大切です。
最後に、
私の愛猫モモは2年嚢胞腎と腎不全と闘いました。
まだまだ若いという事と、嚢胞腎の影響がある為一般的に出ている血液検査の結果は全く当てはまらない子でした。
それもあり、一年が過ぎた辺りから療養食等で少しでも進行を遅らせる考えを捨て、美味しいもの、食べたいというものを食べさせてあげて楽しくストレスが少しでもなく生活出来る事を目標に試行錯誤しました。
あらゆるサイトで紹介されていたホリスティック療法も取り入れ、若さに頼らず足りない栄養素は補う様にしました。最後までご飯も食べ、水も自分で飲んでくれて居ました。トイレもしっかり自分で歩き、用をたしていました。
男の子ですが、毛並みも綺麗で最後まで女の子と間違われる子でした。
突然でしたが、貧血が2日の間に一気に進み旅立ちました。
賛否両論あるかと思います。
ただ、私の全てを使いモモの生活を重視した事に後悔はしていません。
腎不全と判った日は頭が真っ白になりました。余命が毎日頭を廻りました。
ただ、だからと言ってその子の余生を飼い主が勝手に諦めるのは別の話です。
日々愛情と感謝を伝えその子に合った余生を送らせてあげる、そんな親でありたかったのです。
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