猫は犬と並んでペットの中でも特に人気のある動物です。自由気ままな態度やツンデレな態度に心奪われる方も多いのではないでしょうか。
でも初めて猫を飼うときに「どんな準備をすればいいのかわからない!」という方もいますよね。
そこで、猫を飼うために最初に必要なものについて紹介させていただきます。

 猫を飼うために準備しておくもの

初めて猫を飼うためには色々と用意をしておかなければいけないものがあります。猫を快適に過ごさせてあげるために、あらかじめ準備しておきましょう。

餌には大きく分けてドライタイプ(通称カリカリ)とウェットタイプ(缶詰やパウチなど)の2種類があります。

ドライタイプは『総合栄養食』といわれ主食として扱われます。ドライタイプの値段は、1kg当たり500円~2000円が一般的です。原料や添加物の関係により差があります。水分不足になるのでドライタイプを食べさせるときは必ず清潔な飲み水を一緒に用意しましょう。子猫に与える場合、お湯または水でふやかしてください。

ウェットタイプは『一般食』といわれ、おやつやドライタイプの補助食として扱われます。ウェットタイプの値段は、70g当たり80円~150円が一般的です。ドライタイプに比べて高価ですね…我が家では愛猫の誕生日以外は食べさせていません…

餌皿・水飲み皿

餌皿の種類はステンレス製、プラスチック製、陶器製の3種類が販売されていますが、実際に使ってみないと細かい使用感がわかりにくいかと思います。以下、それぞれの特徴をまとめてみました。

プラスチック製 種類が多く、安価で手に入ります。ただし軽いため猫がひっくり返してしまう可能性があります。
陶器製 重量があるためひっくり返される心配はありません。しかし、落としてしまうと割れてしまいます。
ステンレス製 重さはプラスチック製と陶器製の中間で落としても割れる心配はありませんが金属の臭いが気になってご飯を食べてくれないということもあります。

大きさと深さはどんなのが良いかというと、小さすぎず極端に深くないものがいいです。我が家では直径10.5cm、深さ2cmと3cmの餌皿を使っています。
水飲み皿の大きさは、餌皿と同じくらいで深さは餌皿より2cmぐらい深くてもいいでしょう。材質はひっくり返されると困るので陶器製を選びましょう。

トイレ・トイレ砂

以下、4点が猫用トイレの理想的な条件です
・深すぎず浅すぎない
・入り口が低い
・大きさが猫の頭からお尻までの1.5倍以上の大きさ
・洗いやすい

猫の頭数+1個を目安に用意しましょう。

トイレ砂は色々と種類がありますが、今回は代表的な鉱物・紙・木材の3種類を紹介します。

鉱物 脱臭性と吸収性にかなり優れておりオシッコががっちり固まり、質感が砂に近いので猫のしつけが楽です。その反面、商品によってはホコリが多く、不燃ごみなので後始末が面倒そして何より重たい!
 主成分が紙なので軽く購入時の持ち運びに便利で、他のタイプの砂より安価です。吸水性にも優れ、製品によってはおしっこをした部分の色が変わるものもあります。しかし減るのが早いです。
木材 脱臭・抗菌作用に優れており、何と言っても香りがいい!でもホコリが立ちやすいです…

爪とぎ

猫は、自分の縄張りにマーキングをしたり古くなった爪の外層を取り除くために爪とぎを行います。爪とぎを辞めさせることは無理なことですので『いかにして家具等を傷つけず爪とぎをさせるか』を考えておきましょう。

段ボール製、布製、木製など色々な素材・形状のものがあります。安定感があり体重をかけても動かずに引っ掛かりがあるものや、立てた時に高さが30cm以上あるものが望ましいです。

キャリーバッグ

初めに猫を迎え入れて自宅に連れて帰るときから必要になります。ワクチンを受けに病院に連れていくとき等にも必要になります。通気性が良く、扉の開閉部分がしっかりしているもの、掃除のしやすいもの、猫が嫌がって出てこないときに出しやすいフタの物を選ぶと良いでしょう。猫は狭くて暗い場所を好む子が多いので、中に布を敷いて部屋に置いてあげると隠れ場所として寝床にする事もできます。

まとめ

これから猫を飼うために必要なものの説明は以上です。他にケージやキャットタワー、猫用のベッドとおもちゃもあった方がいいですが、そちらは猫をお迎えした後にそろえるということでも問題はないでしょう。
猫と共に豊かな生活が送れることを願っております。

これから猫を飼うために準備しておきたいもの一覧
・餌
・餌皿・水飲み皿
・トイレ・トイレ砂
・爪とぎ
・キャリーバッグ

 

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