《猫の気持ちと嗅いだ後の対応で好感度がわかる!?》

近年、ワンちゃんブームを超え空前の猫ブーム到来ですね。

 

ワンちゃんと比べて、猫の習性や特性、基本性格が謎も多いと思われている方もまだまだ多いのが現状ではないでしょうか?

 

そこで、今回は猫の可愛い習性と、その時の気持ち、また、その後の対応でこちらへの好感度がわかる行動を紹介したいと思います。

 

さて、猫の習性として、鼻の前に指をかざされると嗅がずにはいられないというものがあります。

 

この習性を発揮した瞬間の猫たるや、仕草の中でも猫好きならずとも悩殺レベルの悶絶級可愛さ200%だと思います。(当方、自称・猫狂いと公表してしまう程の猫好きですので、表現が大げさですが、これも愛する猫様への敬意の表れと、生温く見守ってやって下さい)

 
 

では、指をクンクンと嗅いでいるとき、猫は何を思って嗅いでいるのでしょうか?
だいたい、指出されたら嗅がずにいられないってなんなんだよ?と人間からしたら思いますよね。
その辺りをまずはわかりやすく説明しますね。

 

においをかぐ猫

 

猫とは、元来嗅覚がワンちゃんに引けを取らないほどに優れている生き物です。
匂いの強さ、匂って来る方向、夜間でもよく見える目、動体視力、僅かな音を拾いあげる耳を持ち、僅かな危険や獲物の居場所などを察知して狩りをする。

 

野生では群れをほとんど作ることなくこれまで生きてきました。この優れた嗅覚は現在もしっかり残っています。それに加え猫は元来群れを成さない生き物ですが、他の猫とのコミュニケーションはしっかりとる生き物です。

 

猫の行動範囲は半径2キロと言われていますが、その範囲が縄張りです。
その縄張りにいる猫同士のコミュニケーションツールの一つが、鼻先に指を出されると嗅がずにいられない習性の答えなのです!

 

嗅覚以外の器官の話や縄張りの話は、またいずれするとして、取りあえず横に置きます。

 

そこでまずは、人間と同じであいさつから入るのです。出くわした猫が顔見知りである場合、「お!3丁目の虎吉じゃん~♪ちーっす」的に友好的に近づき、あいさつを交わします。
そのあいさつが鼻と鼻でぶちゅっとする行動です。

 

猫の鼻って、実際突起ですよね?

 

そう!鼻先に指を出されると嗅がずにいられないのは、ここから来ているんです!
あいさつの時に交わす鼻ぶちゅキッスが、指を出されると嗅がずにいられない行動の習性の本来の姿なのです。お互いの匂いを嗅ぎあい、匂いから互いの情報を交換します。

 

今朝、何食べた、家から来た、トイレしてきた、あっちに花が咲いていた、などなど到底私たち猫の“しもべ”が知る由もないほどの沢山の情報を交換し情報を集めているんですね。

 

私達が指をそっと差し出したら思わず嗅いでしまうのは、そんな習性からなんです。「そなた。今日はどう過ごしたのじゃ?申してみよ」と、食事や職場、交友関係、遊んだ場所などなど、私達の行動は全て筒抜けであると思って間違いないのではと思います。

 

鼻先に指を

 

しかして、気になるのは指を嗅いだ後の行動。
その行動で多少友好度や、ご機嫌を察する事が出来ます。
最後にいくつかの行動と友好度を紹介したいと思います。

 

指を嗅いだ後、顎や顔をこすりつけてくる。
これは、自分の匂いをつけているんですね。自分の匂いをつけるのは、これは私のもの~誉めてつかわす!などの最上の友好の印です。まあ、“しもべ”リーダー認定とも言いますが・・・

 

指を嗅いだ後、目をすわらせる。
これはお気に召されていません。でもまあ仕方ないか・・・ぐらいの若干鬱陶しく思われている状態。
“しもべ”認定はあれど、平民扱いです。

 

そして嗅いだ後、そっぽを向いたり、どこかへ行かれてしまう。これは興味なしの証拠
“しもべ”としては下の下扱いです・・・

 

いかがでしたでしょうか?
鼻先に指を出されると嗅がずにいられない習性は、あいさつ由来で情報を集めているということ。
そしてその後の行動で自身への友好度がある程度分かるということ。
何をしても“しもべ”のハートを鷲掴みの猫達。これからも楽しく猫情報をダダ漏れに出来たらと思います。

 

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