
ヨークシャー・テリアの性格について知ろうー飼い主は見た!犬猫生態図鑑
公開日:2017/03/28
最終更新日:2017/08/25
年齢で毛色が変わる!?本に載ってないヨークシャー・テリアの生態
ヨークシャー・テリアの歴史
子犬の頃は全身がブラックの被毛で覆われていますが、次第にグレーやゴールド、シルバーに変わっていき、成犬になるとダーク・スチールブルーとタンの2色になります。
ヨークシャー・テリアという名前は、イギリス中部の「ヨークシャー地方」に由来しています。元々、愛玩犬ではなく、ネズミ捕りをするワーキングドッグでしたが、その被毛の美しさや陽気な性格に注目が集まり、貴婦人たちに愛される犬種となりました。

ヨークシャー・テリアの特徴と性格
小さな体ですが引き締まった筋肉を持ち、バランスのとれた体型です。甘えん坊で気の強いヨークシャー・テリアをしつける際は、飼い主さんの強いリーダーシップが必要です。
ヨークシャー・テリアと生活する上で気を付けたいこと
〜室内での遊びや定期的なカットが大切〜
あとは室内でできるゲームやおもちゃ遊びの時間をとってあげましょう。
被毛はシングルコートで、下毛はなく長毛のみが生えています。伸び続ける性質で抜け毛は比較的少ないですが、定期的なカットの必要な犬種です。
初めての犬・マックス
息子が学校で友達との飼い犬自慢になったとき、「うちのチワワが世界一可愛い」と言った友人に対し、「いーよ、それくらい譲ってやるよ。
うちのマックスが宇宙一可愛い」と言い切りました。残念ながら門脈シャントという病気を患い6歳で逝ってしまいました。

二代目れんれんこと漣
マックスが優等生タイプならば、れんれんはガキ大将タイプ……というのは家の中に限っての話。マックスは他犬に対してフレンドリーでどんな犬とでもすぐに仲良くなれました。
れんれんはウルトラスーパー内弁慶。他犬が来たら、とりあえずママの後ろに隠れて、すきを見て吠えて威嚇してしまいます。

肝っ玉母さん・元保護犬・紅さん
繁殖犬だったようで、出産の跡もありました。
歯もほとんど抜けていて腰もまがっていました。
それでも人が大好きでけなげによってくる姿にほっとしました。が、けなげ、というよりは肝っ玉母さん気質でした。
散歩ですれ違う相手が大型犬だろうがやんちゃな子犬であろうが、自分から挨拶に行き、自分のお尻を相手に向けて「ほら匂いを嗅いでおきなさい」と堂々とした態度です。
ただ、距離感がうまくつかめないらしく、時々相手のプライベートスペースに入ってしまい怒られてしまうこともあります。ドッグランではなぜかモテモテ、いつ行っても多くの犬に囲まれてしまいます。
もしかしたら人間にはわからないセクシー犬なのかもしれません。

ヨークシャー・テリアはかわいい悪魔?!
またとても頑固で、食事も食べたくないときは食べない、犬缶のトッピングを断固要求してくる姿はおかしくもありました。
現在我が家にいる二代目れんれん(漣)は、とにかく規格外の歯を持つヨークシャー・テリア。乳歯が生え変わるころには破壊の帝王となり、籐でできた椅子をかじりにかじって、とうとう捨てるしかない状態に・・・・・・・
扇風機のコードもかじってしまい、買い替えることになりました。
好奇心旺盛で、とりあえず鼻を突っ込むタイプで、娘の通学バッグに入っていたミルキーを引きずり出して、半分以上食べてしまい、獣医さんに駆け込んだこともあります。
また、れんれんお気に入りの毛布を洗濯機に入れたら、追いかけて洗濯機に入ってしまったことも。ちゃかちゃかと動いて色々やらかしています。
でも、そこがヨークシャー・テリアのかわいらしさでもあり魅力なのだと思います。いたずらをしないようにするためには、運動させるのが一番!
たくさん動いて、外でパワーを使ってもらおうと時々近くの海まで往復1時間の散歩に出かけるようにしています。


紅さんの趣味
人を助けた犬のニュースを見ていた時には、「次は私もテレビに出るぞ!」と思っていたのかもしれません。番組で子犬の鳴き声がすると一生懸命に探しています。
過去に繁殖犬としてたくさんの子犬を出産させられたことも関係があるかもしれません。

れんれんと紅さんの関係
最初はお互い距離を保っていましたが、1年くらいかけてちょうどよい距離を見つけたようです。れんれんと紅さんは何度か小競り合いを繰り返し、なんとなく同じくらいの順位に決まったようです。
獣医さんのペットホテルに二匹で泊まるときも、内弁慶れんれんは紅さんの顔を見るとご飯を安心して食べ始めるのだとか。2匹になってそろそろ3年ですが、最近はお尻をくっつけあって寝ていることもあります。

音には敏感?
お散歩コースにテニスコートがあるのですが、いつも自分をかまってくれる方がプレーしているのは声でわかります。
ずいぶん離れたところから猛ダッシュしてテニスコートへ向かっています。おやつの時は呼ばなくても袋を開けただけで飛んでくるのに、ブラッシングや耳掃除、シャンプーの時は完全に聞こえないふりをします。
聞こえないふりをしているときは耳だけがピクっと動いてしまうのでばればれではありますが。
日向ぼっこ
寒がりで暑がりのヨークシャー・テリアですが、まさか日焼けをするとは思ってもみませんでした。
毎日おなかを出して日向ぼっこをしていると、薄いピンク色のはずのおなかの皮膚がだんだん黒くなってきます。日焼けとは思わず、獣医さんに「皮膚病でしょうか?」と相談したこともあります。2匹とも腹黒い犬になってしまいました。

ヨークシャー・テリアとの暮らし
病気のため早逝してしまった俺様犬マックス、規格外の大きな歯と背骨のパーツが一つ多いれんれん(漣)、肝っ玉母さんの紅さん、個性豊かな三匹とも、大切な私の家族です。
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