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ライフスタイルの変化に関する調査

犬を飼い始めてから、生活や価値観が変化したかどうか尋ねたところ、「変化した(49.8%)」「やや変化した(40.2%)」と、9割が犬を飼うことで生活や価値観が変化したと答えました。

 

具体的に変化した点について掘り下げると、生活リズムに関しては、6割近くの人が早寝早起きの生活になったことがわかりました。それは平均起床時間に顕著に現れており、平日は平均30分、休日は平均41分起きる時間が早くなっており、特に20代女性では、休日の起床時間が平均65分も早くなっています。

 

犬を飼うことで朝、散歩に行く習慣ができ、起床時間が早くなったものと思われます。休日の方が、犬を飼う前と後で起床時間に大きな差が出ていることから、ついダラダラと遅くまで寝てしまいがちな休日の悪習慣が、犬を飼ったことで改善されたと言えるのではないでしょうか。

 

また、「スマホでゲームやSNSを利用する時間が減った」と答えた人は全体の約43%、20代男性は特に多く58%にのぼりました。犬を飼うことで、家にいる時間の使い方にも変化が現れています。

自炊の頻度が増えた理由には、下記のような声が寄せられました。

飼い犬も家族。一緒にご飯を食べたい

  • ご飯を一緒に食べたいから(29歳・男性)
  • 家でわんこと同じ時に食事する事が増えたから(30歳・男性)
  • 犬を家に置いてきぼりにできないので、自ずと自炊が増えた(22歳・男性)
  • 一緒にご飯を食べたいから(26歳・女性)

飼い犬の食生活も健康志向に!? 犬のご飯も「自炊」する

  • 犬用に調理してその後ついでに自分のも作るようになった(28歳・男性)
  • ペットに手作りで安心の料理を作るようになったため(28歳・女性)
  • 犬のご飯をつくるようになった(29歳・男性)
  • 犬が野菜を好んで食べるため、野菜を使う料理をするようになったから(30歳・女性)
  • 食の大切さに気付き、手作りごはんもあげているので(36歳・女性)
食生活の変化については、「自炊の頻度が増えた」と答えた人が、男性は53.5%(あてはまる[18.5%]、ややあてはまる[35.%])、女性は39.5%(あてはまる[16.5%]、ややあてはまる[23.0%])となりました。女性と比べ自炊をしない傾向が強い男性が、犬を飼うことで健康的な食生活を意識するようになったのかもしれません。

 

自炊の頻度が増えた理由に、「犬のご飯も手づくりするから」という声が多く寄せられたことから、自身だけでなくペットの食事についても健康意識が高まっているようです。

 

食生活と並んで、健康維持において重要な「運動」をする量が増えたかどうかを尋ねたところ、「あてはまる(29.2%)」、「ややあてはまる(41.5%)」と、全体の70%以上が「運動量が増えた」と答えています。犬の散歩が、飼い主の運動習慣にも良い影響を与えていると言えるのではないでしょうか。

また、犬を飼う事によって、全体の半数以上の人が「整理整頓を心がけるようになった」という傾向も判明しました。特に男性は、「あてはまる(19.0%)」「ややあてはまる(42.0%)」と、6割以上で整理整頓の意識が高まっています。

 

男性の間で、犬を飼うことで「スマホに費やす時間」「食生活」「整理整頓意識」が特に改善されている結果をふまえると、彼氏にする男性を選ぶ際、犬を飼っているかどうかを確認するのもいいかもしれません。

「犬を通して新しい友達ができた」人からは、下記のようなエピソードが寄せられました。

犬どうしが友達になると飼い主も友達に?犬の散歩で仲間ができた

  • ご散歩中に同じ犬種の飼い主と仲良くなった(26歳・女性)
  • 公園で犬の散歩をしているときに、女性が私の犬に「可愛い」と話しかけてきたのがきっかけで仲良くなった(26歳・男性)
  • お散歩していたら近所の人から声をかけられることが増え、犬を飼っている人同士で仲良くなった(29歳・女性)
  • ドッグランに行って知り合った(34歳・男性)
  • 犬の散歩で友達になって、それから飲み友達になった(38歳・男性)

犬を飼うと出会いに繋がる!? 犬をきっかけに恋人ができた人も

  • 公園で出会い恋人になった(28歳・男性)
  • 今の彼女と散歩中に出会いました(27歳・男性)
  • 友達から男の人を紹介してもらった時にお互い犬を飼っていて、
    共通の話が進み付き合えることになりました。(23歳・女性)

犬を飼い始めて、人とのコミュニケーションがどのように変化したか尋ねたところ、約6割が「家族間のコミュニケーションが活発になった」と答えました(あてはまる[22.8%]、ややあてはまる[35.5%])。犬の世話を一緒にする機会が生まれたことで、家族間での会話やコミュニケーションが増えたのではないでしょうか。

 

また、全体の約45%が「初対面の人と気軽に話せるようになった」と答えており、犬を通して新しい友達ができたという人は、全体の48.3%にのぼります。新しい友達ができたというのは特に30代の男性に顕著で、57%にのぼりました。

 

なんと「犬の散歩で出会って、恋人ができた」というエピソードも複数寄せられました! 「初対面の人と何を話していいかわからない・・・」「恋人がほしいけど出会いがない・・・」という人は、犬を飼うと出会いのきっかけがつかめるかもしれません。

メンタル面の変化については、全体の半数以上が犬を飼い始めてから「ストレスがたまりにくくなった」と回答(あてはまる[18.0%]、ややあてはまる[35.5%])。20代男性はその傾向が特に強く、63%がストレスがたまりにくくなったと答えています。

 

また、犬を飼い始めてから「孤独を感じなくなった」人も多く、特に30代女性では73%が「孤独を感じなくなった」という結果が出ています(あてはまる[28.0%]、ややあてはまる[45.0%])。犬を飼うことは精神面にもポジティブな作用があるのかもしれません。

犬を飼い始めたことで、価値観に変化があったかを調べたところ、全体の52.6%が「ワークライフバランスを重視するようになった」と回答(あてはまる[19.8%]、ややあてはまる[32.8%])。犬と一緒にいる時間を大切にしたいという思いから、ワークライフバランスを重視する人が増えたのでしょうか。

 

「経済的な豊かさ」への意識は男女差が大きく、「経済的な豊かさにこだわらなくなった」人は、男性は55.5%(あてはまる[18.5%]、ややあてはまる[37.0%])、女性は34.0%(あてはまる[18.0%]、ややあてはまる[16.0%])という結果となりました。

Fanimal(ファニマル)総研とは
ペットの健康を考える会社、株式会社Fanimalが2017年に立ち上げた研究機関です。ペットの健康にまつわる様々な調査・研究を行い発表いたします。
ファニマル総研(総合研究所)のスタートについて
タニタで人の健康に、長く取り組んできた私がペットの健康にも取り組もうと立ち上げたのが「Fanimal(ファニマル)」です。
今回、ペットを取り巻く家族である飼い主さんをはじめとして、生活習慣や社会的な背景を知るための調査プロジェクト「Fanimal総研」を立ち上げました。
この第一回の活動として行なった今回の調査結果では、ペットたちが生活の中に組み込まれた心のコミュニケーションの一員で家族の健康にも大きく関与していると改めて実感することができました!
今後この活動を通してペットと飼い主さんの実態と潜在ニーズをきちんと反映したサービスを展開していきたいと考えていますのでよろしくお願いします。

2017年6月19日 谷田大輔

Fanimal総研に関するお問い合わせはこちら

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